買取依頼の前に
不動産をなるべく早く売る方法を考えましょう!
不動産の一括査定依頼はこちらから無料
約2,300社の中から1番条件の良い不動産会社が見つかる!
※ページ下部の「売却査定、買取査定サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
目次
不動産を「早く」売ったほうが良い理由とは?
不動産を早く売ったほうが良い理由
建物価格は減少するから
1.土地の売却
2.土地+建物の売却
3.建物の売却
「建物の売却」は借地権付きなど非常に稀なケースで、ほとんどは土地または土地+建物が売却対象です。建物は年数が経てばたつほど劣化が進んで残存耐用年数が短くなるため、建物は黙っていても値下がりします。
相場価格は変動するから
とくに近い将来の話をしますと、生産緑地の「2022年問題」と呼ばれる問題で、住宅地が大量供給され、土地の値段が下がる可能性があるのです。2022年に生産緑地の指定が解除される農地がたくさんあり、それらが住宅地として不動産市場にでてくると、相場価格が下落する可能性が非常に高まってくるといわれています。
節税が期待できるから
相続した土地や建物を売却する場合にも、相続してから3年以内であれば取得費に相続税を加算でき、譲渡所得税を軽減できる可能性があるのです。
早期売却が迫られるのはどんな時?
売り出しまでの準備期間も含めると、平均で1年近い時間を必要とするのが不動産の売却です。ところがそのように時間をかけることはできず、早急に売却しなければならないといった場合もあります。早期売却を希望する具体的な事情をみていきましょう。
ローン返済ができない時
そのような時はできるだけ早く「任意売却」により自宅を売却し、住宅ローン債務を整理して普通の生活に戻れるようにした方がいいでしょう。ただし、任意売却には次のようなデメリットもあるので、十分把握したうえで決断しなければなりません。
1.信用情報機関に登録されるので、一定期間は金融機関からの融資が受けられない
2.売却しても住宅ローンの元金に満たない場合は、残債分を自己資金や借入金などで返済していかなければならない
離婚時の財産分与
最近はペアローンを利用しているケースもあり、不動産を共有したままの離婚は、将来に問題を残すことにほかなりません。離婚が決定した場合は速やかに売却する準備をし、現金を手に入れて財産分与を行うのが賢明です。
相続時の遺産分割
そこでおこなわれるのが「換価分割」という不動産を売却して現金化したうえで遺産を分割する方法になります。
転勤や買い替えによる転居
住宅ローンの返済がまだ残っていれば、支払いが続きます。マンションの場合であれば、管理費と修繕積立金は所有している間は必ずかかる費用となります。売却はできるだけ早くするほうが望ましいと言えるでしょう。
家を早く売る、最短ルートは「買取」
買取のメリット・デメリット
ほかにも、買取には特徴があるので下記を参考にしてください。
高額買取のヒント
「買取」以外に、早く売るためのテクニック
指示を待たずに事前準備する
・権利証
・固定資産評価証明書
・住宅ローン返済予定表
などを事前に準備しておくと、査定と売り出しを早めることができます。また、引渡しまでに必要となる境界石の確認も時間のある時にやっておくと、商談がスムーズに進むことにつながります。
買い手の一手先を読んだ価格戦略を立てる
頼れる不動産会社と営業マンを味方につける
売主と同じ気持ちで動いてくれる頼りにできる営業マンが担当についてくれると、売却はほとんど成功と言ってもよいでしょう。そのためには、頼れる不動産会社選びが重要となります。
”買う側目線”で物件の魅力アップを図る
・インスペクションにより物件の現状を専門家に点検診断してもらう
・ホームステージングにより物件を魅力的に演出する
など、購入につながる好印象を買い手に与えることがポイントです。
期限のリミットがあるなら「買取保証」を利用
早期売却を狙う場合の注意点
買い叩かれないように注意
購入希望者側にも媒介する不動産会社がついている場合は、値交渉が必ずあると考えたいものです。その時に相手側は強気の「指値(さしね)」をし、買い叩いてくる可能性が高くなるのです。買い叩きを防ぐには「急いではいません」のような印象を与えることが大切です。
業者の囲い込みに注意
専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結した場合は、売買物件を国土交通大臣が指定した不動産流通機構「レインズ」に登録することが義務づけされています。レインズでは「囲い込み」は禁止行為としていますが、悪質な不動産会社が存在するのも事実です。
まとめ
・不動産会社任せにせず、できることは早めに準備
・買い手が購入したいと感じる価格設定
・優良な不動産会社の選択
・買い手目線で物件をアピール
そして「買い叩き」や「囲い込み」には十分注意してください。
買取依頼の前に
不動産をなるべく早く売る方法を考えましょう!
不動産の一括査定依頼はこちらから無料
約2,300社の中から1番条件の良い不動産会社が見つかる!
※ページ下部の「売却査定、買取査定サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
この記事の監修者
宅地建物取引士/一級建築士
宅建取引士・一級建築士として住宅の仕事に関り30年。住宅の設計から新築工事・リフォームそして売買まで、あらゆる分野での経験を活かし、現在は住まいのコンサルタントとして活動中。さまざまな情報が多い不動産業界で正しい情報発信に努めている。