不動産売却一括査定とは?サービスの仕組みと賢い活用方法を紹介します

2024.02.06更新

不動産売却一括査定とは?サービスの仕組みと賢い活用方法を紹介します

査定価格や売却プランは不動産会社ごとに異なるため、無料一括査定を使って条件に合ったパートナーを探すのが売却成功のコツです。

この記事のポイント
  • 一括査定を利用する前に、相場感を知るためにもご自身で売却相場を調べておくことが大切です。
  • 査定価格はあくまで査定。「売れる価格」ではないということを認識しておかなければなりません。
  • 一括査定は複数の不動産会社の査定価格を比較することができる便利なツール。賢く利用して不動産売却を成功させましょう!

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※ページ下部の「売却査定、買取査定サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。

目次

不動産の売却はパートナーの見極めが最重要

不動産売却を考えはじめたら、1社だけに相談するのではなく、複数の不動産会社に相談することが重要です。

なぜならば、複数の会社に問い合わせた方が、各不動産会社の査定結果や売出価格の設定や広告宣伝の方法など売却プランを比較することができるからです。そこでオススメするのが「不動産売却一括査定」です。

不動産売却一括査定とは?

一括査定とは、売却を検討している不動産の情報を入力するだけで、複数の不動産会社から不動産の売却価格の査定を出してもらうことができるサービスのこと。

査定結果が届いたら各社の査定価格や売却プラン等を比較して、条件の合致した不動産会社へ売却のお手伝い(仲介)を依頼することができます。利用はもちろん無料です。

事前に売却相場を調べてみよう

「今すぐ一括査定を利用しましょう!」とお伝えしたいところですが、お時間が許すようであれば、一括査定を利用する前に、ご自分で売却相場を調べておくことをおすすめします。
事前に調べる理由として、不動産会社の出す査定価格には、査定方法や経験による違いのほか、”売れない価格”で相場とかけ離れた価格を提示してくることもあるからです。

相場感を知っておくことで、価格のギャップを把握することができ、明確な根拠を提示できるのか、不動産会社を選ぶ際の基準のひとつとすることもできます。

一括査定の手順|5つのステップ

一括査定の仕組みについてご説明をしましたが、実際にスマイティの不動産売却一括査定を元に使い方をご紹介いたします。

一括査定の流れをざっくり解説すると…

・不動産の情報を入力する
・連絡先を入力する
・査定依頼をする不動産会社を選択する
・不動産会社からの連絡を待つ

すでに使い方をご存知の方は読み飛ばして頂いて結構です。

1.売却予定の物件の住所を選択

各記事の最下部に設置している売却査定フォームから、売却予定の物件の都道府県と市区町村を選択し、「無料査定スタート」ボタンを押します。

2.物件の種類・所在地を入力

続いてマンション、一戸建て、土地など売却予定の物件の種類を選択し、物件所在地とその物件に現在住んでいるか、物件の広さ(マンションなら専有面積、土地なら土地面積)を選択し、「次へ」ボタンを押します。

3.物件詳細を入力

現在わかる範囲で問題ありませんが、間取りや築年数などの物件詳細情報と合わせて、今回の査定にあたっての要望や売却理由や時期、査定の方法等を選択し「次へ」ボタンを押します。

机上査定と訪問査定どちらを選べばいい?

机上査定(簡易査定)は実際の不動産を見ることなく、立地や築年数、土地の広さなどの条件と市場データを照合して算出される査定額です。不動産個々の事情は加味されていないので、都心のマンションなどを除いて、査定の精度は低くなりがちです。

一方、訪問査定(詳細査定)は、実際に不動産会社の訪問により細かい事情をチェックして査定を行いますので、精度の高い査定額といえます。具体的に販売を考えている人は訪問査定、まだ検討段階という人は机上査定、と使い分けるとよいでしょう。

4.個人情報を入力

お名前や年齢、電話番号・メールアドレスなど、不動産会社から査定の連絡を受ける際の連絡先について入力し「不動産会社の選択にすすむ」ボタンを押します。

5.不動産会社を選択し、査定を依頼する

売却予定の不動産情報に合致した査定依頼ができる不動産会社が表示されます。各不動産会社の特徴が明記されていますので、強み等を確認し、依頼をする不動産会社にチェックを入れましょう。

不動産会社選択の下部に先ほど入力した情報が表示されていますので、記入した内容に相違がなければ、「査定を依頼する」ボタンを押します。
以上で一括査定の依頼は完了です。あとは依頼した不動産会社からの連絡を待ちましょう。机上査定なら翌日~数日、訪問査定なら訪問日から1週間程度で結果が届きます。

一括査定のメリット・デメリット

続いて、一括査定のメリット・デメリットについて触れていきます。

【メリット1】手間がかからない

一括査定は、ご自分の不動産の情報(住所、広さ、現在の情報など)を入力して依頼をすれば、あとは複数の不動産会社から査定結果の連絡を待つだけです。個別に不動産会社を調べて、毎回お問い合わせをするような手間は必要ありません。

【メリット2】比較ができる

複数の不動産会社から査定結果が届くため、査定価格や売却プランの比較ができます。希望していた売却価格や相場との乖離を比較し、売却プランがご自分の売却希望時期に沿っているか、複数の提案を受け、比較することで最適なパートナー(不動産会社)と出会える可能性が高まります。

地域や物件に特化した不動産会社に出会える側面も

一括査定に参画している不動産会社は、全国展開している大手の不動産会社はもちろん、地域密着で老舗の会社などそれぞれ特徴を持っています。ご自分の住んでいる不動産の売却であれば、地元の不動産会社がいいかもしれませんが、相続した実家の土地の場合、「地元+土地の売却に実績がある」など、強みを持つ方が良いかもしれません。

規模や運営実績などでは一概に判断することはできませんが、ご自身で探すだけでは出会うことのない不動産会社との出会いもあるでしょう。

【メリット3】無料で利用できる

一括査定の利用は無料です。利用にあたり、不動産会社へ必ず仲介を依頼しなければいけないというペナルティはありませんので安心してご利用できます。

このように一括査定を利用するメリットは主に”利便性”の部分が大きくあります。

続いてデメリットについても見ていきましょう。

【デメリット1】判断基準が難しい

最終的には、いずれかの不動産会社へ仲介を依頼することとなると思いますが、不動産会社を選ぶ際の明確な判断基準がないため、選定が難しいという点が挙げられます。査定価格はあくまで査定であり、「売れる価格」ではありません。

査定価格に大きな差が無かった場合、不動産会社の規模や知名度、近隣での売却実績、担当者との相性など、査定価格以外の部分も判断基準のひとつとして持っておくことが大切になります。

対処法

不動産の売買は一期一会。査定額が高いからといって、必ず高値での取引成立が約束されるわけではありません。高額査定を示してくれたから、と安易に契約するのは危険です。

査定額の根拠を尋ねてみて、はっきりと説明してくれる不動産会社であれば信頼に足るといえます。あなたの不動産売却のサポーターとなる不動産会社と出会うきっかけになる「一括査定サービス」をうまく利用して、複数社を比較検討しましょう。

【デメリット2】電話やメールの連絡が増える

一括査定を行うと、査定の依頼をした不動産会社から電話やメールで連絡を頂きます。引越しの一括見積もりや車の一括査定等も同様ですが、「まずは連絡が来る」ということは事前に認識しておきましょう。

複数の不動産会社の話を聞くことも大切ですが、闇雲に依頼をしないこと、そして、価格を知りたい、売却プランを相談したいなど、依頼の目的を明確に伝えることが大切です。

一方、連絡がたくさん来ると言うことは、あなたの不動産に注目が集まっている証拠とも言えます。人気のエリアや、売りやすい物件の場合、不動産会社も積極的に、良い条件で売却しようと動いてくれることが多いです。

対処法

簡単に査定依頼できる一括査定サービスですが、各会社の営業担当との対応は個々に発生する、という前提で申し込みましょう。電話で対応できる時間帯の指定や、「査定額はメールで連絡してほしい」など要望欄に記入しておくとよいでしょう。

複数のサイトで一括査定サービスを申し込んでしまうと、連絡が殺到して対応するだけで疲れてしまうかもしれないので注意が必要です。

【デメリット3】理想の会社があるとは限らない

一括査定は、前提としてサービスに参画している不動産会社からしか選択することができません。また、思い描いていた査定価格や売却プランなど、理想の提案が必ずあるとも限りません。

まとめて査定ができる利便性という点では、大きなメリットであることに変わりはありませんが、売却ができる保証があるわけではない、という点も念頭に置いておきましょう。

対処法

大手の不動産会社のほうが取り扱い実績もあり、対象エリアも広いといっても、あなたの最適なパートナーであるとは限りません。物件の立地条件によっては地元密着の小さな不動産のほうが、地元の情報に詳しく、熱心に買い手を探してくれる場合もあります。

大手と中小取り混ぜて一括査定を依頼し、訪問査定などで実際に担当者と顔合わせの機会があれば、突っ込んだ質問などをして反応をチェックしてみるのも1つの手です。

それぞれメリット、デメリットを理解した上で、あなたの不動産を理想の価格で売却するための「ひとつの手段」として、一括査定を活用しましょう。

一括査定の注意点

一括査定を利用する前の心構えとして注意すべき点を2点ご紹介しておきます。

1.査定価格はあくまで参考までに

繰り返しになりますが、一括査定を利用して提示された査定価格や売却プランは、その価格で必ず売れるという保証はありません。目安となることは間違いありませんが、ご自分で調べた相場と照らし合わせながら、参考程度に考えておくようにしましょう。

2.媒介契約は慎重に

いくつかの不動産会社から査定結果や売却プランなど話を聞いた上で、売却のお手伝い(仲介)を依頼する不動産会社と媒介契約を結びます。

媒介契約には3種類あり、それぞれ特徴、メリット・デメリットがあります。あなたの物件の売却状況を左右しますので、焦らず慎重に進めましょう。

よくある質問

ここでは不動産一括査定に関する、よくある質問をまとめました。
不動産一括査定は匿名でも可能ですか?
営業の電話やメールが煩わしいとか、個人情報の取り扱いが不安といった理由で、匿名での査定を希望する方がいらっしゃいますが、不動産一括査定では氏名や住所の入力は必須項目となっています。

詳細な住所がわからなければ正確なデータは引き出せないからです。氏名・住所だけでなく、物件の情報もできるだけ正しく記入しましょう。また、個人情報の取り扱いについては、各査定サイトのプライバシーポリシーを必ず確認しましょう。
どの不動産一括査定サイトでも同じ?
不動産一括査定サイトには提携会社の数や種類、対象エリアにばらつきがあり、それぞれの特色があります。一度に査定依頼ができる会社数の上限も決められているので事前にチェックしておくとよいでしょう。

幅広い地域をカバーし、大手から中小までバランスよく、多数の不動産会社が参加している不動産一括査定サイトを利用しましょう。
査定に必要な書類がありますか?
査定時に必要な書類としては本人確認書類、物件の登記済権利書のほかに、固定資産税納税通知書、公図、マンションなら専有面積が分かる資料があるとよいでしょう。

ほかにも耐震診断報告書やリフォーム履歴などがあればあるだけ、正確な査定結果を得られやすくなります。合わせて不動産売却に必要な書類の記事も参照ください。

まとめ

不動産売却の一括査定の仕組みと活用方法についてご紹介してまいりました。一括査定を利用すれば「必ず高く売却できる」わけではありません。しかしながら、手間を省き、複数の不動産会社をまとめて比較できます。

賢く活用することで、ご自分で調べた相場との”答えあわせ”もできるのです。メリット・デメリットと注意点をしっかりと理解した上で、利用してみてはいかがでしょうか。

一括査定は不動産会社選びの重要なツールです。
仕組みやメリット・デメリットを理解して有効活用を!

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