大切な自宅の資産価値は日頃の手入れによっても左右されます。
「ここに住みたい」と思われる家を維持しましょう!
目次
あなたの家は高く売れる?チェックリストで診断!

□ | 都心からのアクセスが良い。 |
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□ | 駅から近い。 |
□ | 人気の高い沿線上にある。 |
□ | 公共施設や教育施設などの利便施設が充実している。 |
□ | 緑や公園・散歩道などがあり、住環境が良い。 |
□ | 大手ハウスメーカー(大手ゼネコン)の物件である。 |
□ | 大規模分譲地内の物件である。 |
□ | 外観やエントランスの雰囲気に高級感がある。 |
□ | 築年数が浅い。 |
□ | 敷地面積(専有面積)が広く、部屋数も多い。 |
□ | 建物のメンテナンスが行き届いている。 |
□ | リビングルームが広い。 |
□ | (マンションの場合)共有施設が充実している。 |
あなたのお宅はいくつ当てはまりますか?チェックが多ければ高値で売れるかも!?
中古住宅の価格はどう決まるのか
一戸建てとマンションの売れやすさは違う
立地の良いマンションなどはマイホーム需要だけでなく投資家からも人気があり、相場も形成されやすいため、流動性は高く、売れやすいといえるでしょう。建物管理も状態が把握しやすい一方、老朽化が進むと建て替え困難なケースもあり売却自体が難しくなることは留意しておきましょう。
一方、一戸建ての場合、建物が老朽化しても建て替えやリフォームが容易であり、土地自体の資産価値は変わらないことが特徴です。しかし中古住宅の場合、建物のメンテナンスの状態にばらつきがあり、目に見えない瑕疵への不安があるため購入検討の選択肢から除外されることもあるようです。そういった中古住宅の不安要素を払しょくし、流通を活性化するための施策として、ホームインスペクションなどを盛り込んで”見える化”する「安心R住宅」といった制度もスタートしています。
高く売れる家の条件とは

住宅そのものに関しては、当然ながら「築年数」は価格に大きく影響します。一戸建ての場合、一般的に築20年を経過すると、建物としての資産価値がなくなると言われています。ただし、大手ハウスメーカーの建物であったり、大規模分譲地内の物件など例外もあり、一概には言えません。築年数が古くても、しっかりと手入れをして美しい状態を保っている家は、高値で売却されるケースもあります。 マンションに関しても、大手のゼネコンが建てた物件や、管理が行き届いた物件に関しては、築年数が古くても高値をキープしている場合があります。
ここでは、購入者の目線で魅力的と思われる不動産はどんなものか、査定価格にも影響する「高く売れる家の条件」を解説します。
立地が良い
設備や間取りが良い
状態が良い
中古マンションに関しては、専有部分は自分でメンテナンスできますが、共有部分は管理組合がどう動くかで決まってしまうという怖さがあります。お住まいのマンションがメンテナンスをしっかり行っている場合は心配ありませんが、もし共有部分の掃除がいいかげんだったり、植栽の手入れが不十分などの場合には、管理組合に改善を提案してみても良いでしょう。
一戸建てのメンテナンスチェック
□ | 外壁や屋根・ベランダは破損や亀裂・劣化などがなく、良い状態を保っていますか? |
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□ | 雨漏りはありませんか? |
□ | 門扉から庭・玄関までのアプローチは好印象を与えていますか? |
□ | 庭の植栽は手入れが行き届いていますか? |
□ | 全体的な外観に高級感・親近感はありますか? |
□ | バスルーム・キッチン・トイレは汚れや破損が無く、清潔感がありますか? |
□ | 窓のサッシは結露が無く、良い状態を保っていますか? |
□ | 給湯器や照明などの設備機器は、毎日順調に使用できますか? |
□ | 室内にいやな臭いはありませんか? |
□ | 床は傷がなく、ワックスで定期的に手入れをしていますか?(ノンワックスの床を除く) |
マンション共用部のメンテナンスチェック
□ | 屋上・外壁・開放廊下は破損や亀裂・劣化などがなく、良い状態を保っていますか? |
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□ | 屋内の廊下・内壁・天井は破損や亀裂・劣化などがなく、良い状態を保っていますか? |
□ | 外から見た全部屋のバルコニーの状態は良いですか? |
□ | キッズルームやゲストルームなどの共有施設は美しく整っていますか? |
□ | 駐車場・駐輪場は住民同士の問題もなく、美しい状態に保たれていますか? |
□ | ゴミ集積場はいやな臭いがなく、きちんと整理整頓されていますか? |
□ | 植栽は手入れされていますか? |
□ | 管理人の対応は良いですか? |
□ | (1981年の新耐震基準制定前の建物の場合)耐震対策はなされていますか? |
見た目が良い
売れにくい家を早く高く売るための工夫とは

売り出し価格の決め方
売り出し価格は売主に決定権があるので、売却希望価格を高めに設定しておけば、価格交渉が入ったとしても余裕を持った対応が可能となります。ただし、長期間売れないままだと「売れ残り」ではないかと勘繰られたり、引っ越しや現金化の期限が迫ったところで焦っていると、安く買い叩かれたりすることがある点に気をつけましょう。一度売り出したら早期成約に結び付けられるような価格設定をすることが、最も大切であることを覚えておいてください。
売り出し時期の決め方
ライフステージの変化は転勤や進学に関わらず、結婚や出産、退職などでも発生します。売却予定の不動産がどの層に向けてニーズがあるのか、分析したうえで売り出し時期を検討しましょう。買い手の動機は、景気動向や税制の変更などによっても刺激されます。買い手・世間の動向を読みながら、自分はいつまでに売りたいのか、いつなら売却活動ができるのか、などの事情を考慮して、早めに行動することが必要です。
不動産会社の決め方
不動産会社ごとの得意分野や得意エリア、売却プランの提案内容、営業担当者との相性などで複数社比較検討するのは大切なポイントです。一括査定を利用すれば手間なく複数業者に査定依頼ができるのでおすすめです。
「ここに住みたい」と思える家であることが大切

もし最終的に売却をしなかったとしても、家族全員がより快適に暮らせる自宅を維持すれば、いずれ子どもに譲るときにも喜ばれるなど、メリットはたくさんあるでしょう。手塩にかけて子供を育てるように、愛情をかけて育てた住まいこそが、資産価値の高い住まいとなるのです。
まとめ

大切な自宅の資産価値は日頃の手入れによっても左右されます。
「ここに住みたい」と思われる家を維持しましょう!