買取再販業者と仲介業者どちらがいい?
双方のメリット・デメリットをおさえて検討しましょう!
目次
買取再販業者とは

また、買取再販で扱われる住宅の取得について、以下のような税制の特例措置もあります。買取再販業者としては、「買取再販」を行うメリットも高いため、今後も買取再販業者は増加していくでしょう。
買取再販業者と仲介業者の違い

買取再販業者のメリット・デメリット
また、「買取再販」の場合は買主が不動産業者になるため、「契約不適合責任」を負う必要がない点もメリットです。仲介業者を通じて、買主に不動産を売却する場合、売主は「契約不適合責任」を負います。その結果、売却不動産に瑕疵があった場合、その修復費用を負担する必要があります。なお、個人間取引の場合、「いっさいの契約不適合責任を負わない」旨の特約設定をすることもできますが、買主にとっては不利な特約であるため、価格を下げるなどの対応が求められる可能性もあります。
また、買取再販業者の中には、異業種参入している業者もあります。その場合、不動産知識が低く、納得のいく説明および対応を受けられない可能性があることには注意が必要です。
仲介業者のメリット・デメリット
買取再販業者と仲介業者どちらを選べばよい?

買取再販業者がおすすめのケース
仲介業者がおすすめのケース
不動産を高く売るためにできること

最近では、複数の不動産会社に一括して査定依頼を行うことができるサイトもあります。そのようなサービスを利用して、まずは売却予定の不動産価値および相場観をつかむとよいでしょう。
まとめ

ご自身では思ってもみないニーズや不利な点などに気づかされることもあるかもしれません。その気づきを得てから、買取再販業者、仲介業者のどちらに不動産売却のサポートを依頼するのかを考えても遅くはありません。まずは、みずからの希望を整理し、現状を把握することが大切です。
買取再販業者と仲介業者どちらがいい?
双方のメリット・デメリットをおさえて検討しましょう!

監修キムラ ミキ
【資格】AFP/社会福祉士/宅地建物取引士/金融広報アドバイザー
日本社会事業大学 社会福祉学部にて福祉行政を学ぶ。
大学在学中にAFP(ファイナンシャルプランナー)、社会福祉士を取得。
大学卒業後、アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わった。
その後、2008年8月より独立し、現在、自社の代表を務める。