売却を検討するなら知っておきたい!不動産売却の成功例・失敗例

  • 公開日:
  • 2013年5月1日
  • 更新日:
  • 2018年5月28日
売却を検討するなら知っておきたい!不動産売却の成功例・失敗例
大事な判断が迫られる不動産売却。その中の小さな判断ミスが、後々に大きな損失へとつながることも珍しくありません。ここでは本当にあった成功例と失敗例から、売却のヒントを学んで行きましょう。

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目次

実際に起こりうる事例を学ぶということ

個人が不動産を売却するという機会は、そう多くあるものではないでしょう。それだけに不安が募り、慎重になってしまうのも当然です。不動産会社の選び方から、価格の設定、リフォームの必要性の有無など、確かに不動産売却には大事な判断を迫られることが多く、これらの小さな判断ミスが、後々に大きな損失へとつながることも珍しくありません。また、いくら本を読んで勉強をしても、実際に経験してみなければ分からない意外な落とし穴も存在します。

そこで、主な不動産売却の成功例と失敗例を検証し、実際の売却活動に役立てましょう。

不動産売却を成功へと導いた判断事例・その1

ベストなタイミングで買い替えることができた

急ぐ訳ではないけれど、いつかはもっと広い家への買い替えを希望しているAさん家族。現在の住まいの相場を調べて不動産会社に査定もしてもらい、売却金額と住宅ローンの残債がほとんど同じだったため、売却を先行させながら余裕をもって購入物件を探すことに。半年後、希望通りの新居が見つかったため、売りに出している住まいを早く売却できるようにと少しだけ値下げを行った。

すると翌月には購入希望者が現れたので、新居の購入を決意。これまでの住宅ローンを解約してから、新たな住宅ローンへと移行することができ、さらに住まいの引き渡しと同じタイミングで、新居へと引越すことができた。

買い替えは、売却と購入のタイミングが大事

住まいの買い替えは、売却と購入が同じタイミングでゴールできるのがベスト。売却が早すぎれば、どこか仮住まいを探さなければなりませんし、購入が早すぎれば二重でローンを返済しなければならない可能性もあります。そのリスクを避けるために、ローン残債と売り出し価格から、購入物件の予算を想定し、「売却先行型」か「購入先行型」か、自分たちの条件に合った買い替えを実践しましょう。

売却と購入のタイミングについては、以下の記事で詳しくご説明しています。
不動産の売却と購入のタイミング - 3つのパターンとメリット・デメリット

不動産売却を成功へと導いた判断事例・その2

プロのアドバイスが売却の近道に

新しい家族の誕生を間近に控えたBさん夫婦。住まいの買い替えを計画し、大手の有名な不動産会社と専属専任媒介契約を結びました。業者が熱心に営業活動を展開してくれたおかげで、引き合いも多く、内覧を希望する人も少なくありません。しかし実際に家の中を見てもらうと、なぜかいつもお断りされてしまいます。

やがて不動産会社との契約期間の3か月間が過ぎてしまったため、仲介業者を新しい不動産会社に変更しました。すると新しい担当者から、家具の配置や日の当たる時間に合わせた内覧時間の変更など、見学してもらうためのアドバイスをたくさんいただき、そのアドバイスを忠実に守ったところ、ひと組目の内覧でみごと売買契約を結ぶことができました。

不動産会社は、大きい小さいで選ばない

すべての不動産会社に個性や得意分野があるように、不動産の売却は、「大手に任せておけば安心」というものでもありません。もちろん、大手には大手の良さもありますが、時には地場のネットワークを持つ地域の中小規模の不動産会社が、力強いパートナーになってくれることもあります。しっかりと自分たちの判断で、信頼出来る不動産会社を選びましょう。

売れ行きに不安を覚えたなら、仲介業者を変えるのも良いでしょう。複数の会社と契約を結べる一般媒介契約を選択するという手段もありますが、「専属専任」や「専任」と違って、営業活動に消極的になってしまうことが多いようです。

不動産売却の失敗事例・その1

査定価格が高かった不動産会社と仲介契約を結び・・・

自宅のマンションを売却することに決めたCさん。数社に無料査定を依頼したところ、どこの不動産会社も4,000万円前後の査定価格だったのに対し、A社だけ5,000万円という査定価格を提示してきました。そこでCさんは、このA社と専属専任媒介契約を結びます。

しかし3か月経っても売れません。早く売却したいとA社に伝えると、A社は値下げを提案してきました。その後も、あれこれと理由をつけて繰り返し売却価格を下げられ、1年後にようやく3,300万円で売却することができました。

相場価格を大きく上回る査定額には要注意

思い入れのある住まいは、できる限り高く買って欲しいと願うのは当然でしょう。しかし不動産には相場の価格というものがあります。この相場価格とかけ離れた高額で売却することはできません。できもしないのに、高額な査定価格を提示してくる不動産会社には要注意です。専属専任媒介契約がほしいために、あえて査定価格を高くしている可能性があります。その査定価格の根拠や、どのような販売活動を行うのかなどを確認し、少しでも不安に思ったなら、その会社とは契約しない方が良いでしょう。

不動産売却の失敗事例・その2

タイミングを間違えて・・・

希望する新居の頭金のためにどうしても今の一戸建てのマイホームを5,000万円で売却したいDさん。不動産会社からは難しいと言われていたけれど、売却を依頼して1か月ほどすると4,500万円で買いたいという購入希望者が現れました。それに気を良くしたDさんは、5,000万円にこだわり、その申し出を断りました。

しかし、それから半年経っても購入希望者は現れません。新居購入を急ぎたい思いもあり、結局は7か月かかって4,000万円で売却。当然、買い替えを希望していた新居も購入できず、譲渡のタイミングで引越しできるような手近な新居を購入することにしました。

時間をかければ高く売れるものではない

不動産を早くかつ安く売ることは難しいですが、時間をかければ高く売れるというものでもありません。やはり相場を大きく上回る金額で売却することはできませんし、時間をかければかけるほど、税金の負担や減価償却、地価の下落などといったリスクも大きくなります。不動産売却は、タイミングも重要です。売却できるときに売却できないと、大きな損失を被ることになりかねません。

いま一度、売却する理由を明確に

不動産売却において、何が成功で何が失敗なのか。それは自分たちが何を望んでいるかによります。スムーズに買い替えをしたい人にとっては、「売却」と「購入」がタイミングよくできることが成功であり、スムーズに住み替えるためには、時に多少の値引きも必要な手段となります。しかし高値で売却することが目的であれば、また事情も変わります。 成功する不動産売却のためにも、いま一度「何のために売却するのか」理由と目的を明確にしておきましょう。

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