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※ページ下部の「売却査定、買取査定サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
目次
不動産査定アプリとは
不動産査定アプリは不動産の所在地、不動産の種類(一戸建てかマンションか)、土地・建物の広さ、築年数などの基本情報を入力しただけで不動産相場がすぐにわかる画期的なサービスです。
不動産査定アプリの仕組み
不動産査定アプリでは、物件の基本情報を基に、独自のデータベースから似たような物件の過去の取り引き事例を自動的にピックアップし、参考価格を割り出します。
なかには、GPSを活用して現在地の不動産相場がわかる機能や不動産を担保にしてどれぐらいのお金が借り入れできるかを査定できる機能を備えているものもあり、各社がアプリの性能向上を競っています。
不動産査定アプリと一括査定サイトの違い
複数の不動産会社から査定をしてもらうことで売却価格の比較検討ができるため、こちらも大変便利なWebサービスです。
実際に、不動産会社の担当者が物件の情報を分析して査定するところが不動産査定アプリとの大きな違いです。もっとも査定方法によっては、不動産査定アプリとさほど変わらない精度の査定結果となることもあるようです。
不動産会社の査定には、机上査定と訪問査定があります。机上査定は、担当者が過去の取り引きデータから査定結果を算出するだけなので、査定のベースとなる情報は不動産査定アプリと似ています。したがって、査定結果も似通ってくるのです。
一方、現地調査をして査定する訪問査定だと、物件のブランドや立地、傷み具合なども判断材料とするため、より売却価格に近い査定結果を得ることができます。
不動産査定アプリで査定するメリット
すぐに結果(相場・査定価格)がわかる
訪問査定の場合には、アポイントを取って実際に現地調査を行い査定結果が得られるまで1週間程度を要します。相場を知りたいだけであれば、査定アプリで十分といえるでしょう。
アプリの中には、地図上に不動産相場を表示できるタイプもあり、周辺相場との比較検討も簡単にできます。
匿名で査定できる
運営会社によりますが、多くの不動産査定アプリでは物件情報の入力のみで査定することが可能です。
無料である
簡単入力である
営業を受けなくて済む
不動産査定アプリで査定するデメリット
精度にむらがある
自社の成約価格をベースに査定するもの、過去・現在の売り出し価格をベースに査定するものなど基準が一定ではなく、また物件の個別的な要素(ブランド力、デザイン、建具や設備のグレード、立地・眺望・日当たりなど)を加味しないため、どうしても査定が荒くなってしまいます。
対象不動産が限られる場合がある
特定の査定サイトに誘導される場合がある
そのため、より精度の高い査定を比較検討するためには、改めて一括査定サイトなどを活用して査定依頼する必要があります。
不動産査定アプリを使う時の注意点
スピーディーに相場を知りたい時には不動産査定アプリ、くわしい査定結果を知りたい時には訪問査定と、かしこく使い分けるのがコツです。
査定価格で売却できるとは限らない
※REINSとは
国土交通省の指定を受けた不動産流通機構が運営する不動産情報ネットワークシステム。宅建業者のみがアクセスでき、売却・賃貸情報、成約情報を検索できる。
複数社で比較する方がよい
まとめ
もっとも、査定の精度面ではこれからのアプリの改善を待たなければなりません。売却することを前提として査定を依頼するのであれば、一括査定サービスを活用することも考えた方がよいでしょう。
アプリ査定は便利ですがデメリットも。
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この記事の監修者

宅地建物取引士/株式会社イーアライアンス 代表取締役
中央大学法学部を卒業後、戸建・アパート・マンション・投資用不動産の売買や、不動産ファンドの販売・運用を手掛ける。アメリカやフランスの海外不動産についても販売仲介業務の経験を持ち、現在は投資ファンドのマネジメントなども行っている。