売却が難しいと言われている長屋
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目次
長屋・連棟式建物とは
長屋はマンションやアパートといった共同住宅と同じく「集合住宅」でありながら、各戸から直接出入り可能であり、一戸建ての開放的な住み心地を体感できるのが魅力です。一方、マンションなどの共同住宅は棟内に共用の廊下や階段があり、特殊建築物とされるため法規制が厳しく、建築や維持コストが高くなりがちです。それに比べて長屋は規制にあたらず、建築費用やリフォーム費用を安く抑えられること、建築の自由度が高いことがメリットと言えるでしょう。
テラスハウスとタウンハウスの違い
テラスハウスには共有部分は存在せず、住戸および、その住戸に続く庭や駐車場などの敷地も、それぞれの専用物となっています。一方タウンハウスは、敷地の所有権が共有持分となっているのが特徴です。敷地の所有権形態は建物によって異なり、その上に建つ建物は分譲マンションのように、区分所有建物となっています。
長屋・テラスハウス | タウンハウス | |
---|---|---|
建物の特徴 | 2戸以上の住戸が壁を接して連なった低層住宅 | 2戸以上の住戸が壁を接して連なった低層住宅 |
敷地の権利 | 各住戸が単独所有 | 共有もしくは持分所有(専用庭や駐車場は使用権) |
建物の権利 | 所有権 | 区分所有 |
【長屋の売却が難しい理由1】住宅ローンが組みづらい
長屋の売却が難しい理由に、まず住宅ローンが組みづらいという理由が挙げられます。住宅ローンが組みづらい背景には、以下のような事が考えられます。
住宅の担保価値が低く、住宅ローンの審査に通りづらい
しかし、長屋は売却はもちろん建て替えやリフォームの際に、隣家との調整を図り協力を得る必要もあるなど、一戸建てと比べると手間がかかります。そのため、買い手が付きづらいことが想定され、担保価値も低くなる傾向にあります。一般的に希望融資額での住宅ローンは通りづらい可能性が高いでしょう。長屋を購入する方は、現金での購入、またはノンバンク系の融資を受けて購入したという方も多くいます。
古い長屋は建築基準を満たしていないことが多い
市区町村が指定した、最低敷地面積を満たさないことが多い
【長屋の売却が難しい理由2】所有者単独での再建築が難しい
切り離しが必要な場合、隣家承諾が必要
切り離された隣家も建築基準法を満たす必要があり、そもそも許可がおりない
建築基準法上の接道要件を満たせなくなる可能性が高い
たとえば、下の図の様に、長屋が建っているケースを考えてみましょう。長屋を切り離して、それぞれ一戸建てに建て替える場合、Aは道路に2m以上接道していない状態になるため、再建築はできません。
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「長屋」を少しでもよい条件で売るための方法
1.不動産会社に買い取ってもらう
とはいえ、もともと長屋の場合、一般の流通市場で売却しても、周辺相場よりも極めて低い価格で成立する可能性も高いでしょう。したがって、長屋の場合であれば「業者買取」でもさほど一般的な仲介での売却価格とのギャップはないものと考えてみるのも一案です。
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2.隣家に買い取らないか打診する
もしも、現状のまま切り離しても再建築不可となる立地の方で、一戸建てを建てたいという意向があり、隣家を買い取ることで、その意向が果たされることになるのであれば、なおさらメリットがあります。このように、長屋の売却を検討する際には、隣家に買取希望の意向がないか打診してみるのもよいでしょう。
3.ほかの部屋を買取り、長屋全体の所有者になってから売却する
不動産売却に関する悩みは不動産会社に相談しましょう。
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まとめ
どの不動産会社に査定依頼を出していいか分からないという場合には、一括査定サイトを利用するのも一案です。一度の手続きで、複数の不動産会社に気軽に査定依頼を行うことができます。査定結果を提示、説明してくれた不動産会社の中から、信頼できるパートナーを見つけていきましょう。
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この記事の監修者
![キムラ ミキ](/press/system/press_image/2018/05/25/DArP85oda_17DeOjp9cnzp6hZZZiCE8HOY6OPdDyksM/trim/eb5386915c27ab2af5d2c608cc403462_m.jpeg)
AFP/社会福祉士/宅地建物取引士/金融広報アドバイザー
日本社会事業大学 社会福祉学部にて福祉行政を学ぶ。大学在学中にAFP(ファイナンシャルプランナー)、社会福祉士を取得。大学卒業後、アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わった。その後、2008年8月より独立し、現在、自社の代表を務める。