成功者の共通ルールを学び、
目的を明確に不動産投資を始めよう!。
目次

監修アユカワタカヲ
【資格】宅地建物取引士/AFPファイナンシャルプランナー/J-REC公認 不動産コンサルタントなど
2010年、世田谷区内の中古区分ワンルームマンション購入から不動産投資をスタート。2022年3月現在、区分・一棟・戸建て・日本・海外…と幅広く不動産賃貸業を営む。現在は総合マネープロデューサーとして、人生におけるマネーリテラシーの重要性をメディアやセミナーなどで伝えている。年間のセミナー登壇数は300本を超える。「満室バンザイ」(平成出版)、「不動産はあなたの人生を変えてくれる魔法使い 女性の願いを叶えてくれる最幸マイホーム購入術」(ごきげんビジネス出版)など執筆。
不動産投資の一般的な成功率とは?

たとえば…
・家賃収入による生計を立てたい
・お小遣いを稼ぎたい
・節税対策をしたい
・土地を有効活用したい
など、目的や成功は人それぞれ異なります。成功しているか否かは、ご自身が決めることになります。
不動産投資の成功率のデータはあるの?
投資額を上回るリターンが得られる=黒字になれば成功といえるかもしれませんが、それが分かるのは投資を始めてから数年~数十年後かも知れません。
不動産投資が成功している人の特徴

情報に敏感である
情報と知識があれば、どんな時代でも、どんな場所でも怖くありません。ご自身の情報と知識があなた自身を成功へ導いてくれるはずです。東京だろうが、地方だろうが、新築だろうが、中古だろうが、区分だろうがアパートだろうが、一棟マンションだろうが。融資が下りやすい時代でも、融資の厳しいタイミングでも。はたまた日本であっても、海外であってもあなたは不動産経営で結果を出すことができます。
マネーリテラシーが高い
不動産に対するマネーリテラシーを高める事は、不動産投資の成功率を上げることに繋がります。たとえば、投資と消費と浪費の違いについて、もしあなたが、投資と消費と浪費の違いを正しく理解でき、日々財布を開くときに、その行動が投資か消費か浪費かを判断できるようになれば、マネーリテラシーはあなたを、1ランク上の人間に導いてくれます。
投資と消費と浪費の違いです。
・お金を使って、そのお金以上の価値があった場合、それは「投資」です。
・お金を使って、そのお金と同等の価値があった場合、それは「消費」です。
・お金を使って、そのお金以下の価値しか得られなかった場合、それは「浪費」となります。
あなたの買い物が投資か消費か浪費か考えてみてください。自分のお金をどう使うか、働かせるか…不動産投資であれば、使ったお金の代わりに新たな収入が生まれます。
信頼できる相談相手がいる
ご家族、不動産業者、金融機関、管理会社、税理士の先生、メンター、不動産投資をされている諸先輩方、仲間がいるからこそ、不動産投資は成功できるのです。
不動産投資をされている諸先輩方に相談するのもいいでしょう。「私の目標は〇〇〇なんですが、どのようなストーリーで物件を取得していけばいいでしょうか?」そう聞けば、大抵の方は懇切丁寧に教えてくれます。
私も多くの先輩投資家の方々に意見を頂戴しました。目標を持っていないと、何を購入していいかが分からなくなってしまいます。目標を明確にし、信頼できる相談相手に聞いてみる事が成功率を高めます。

収入の20%は貯金をしている
手取りが20万円とすると、4万円と12万円と4万円です。最初の「2」。これは貯蓄に回します。20万円の収入の場合は、毎月4万円を貯金する事になります。次の「6」。これが生活費です。20万円の手取りの場合は、12万円です。
そして最後の「2」。これは投資のためのお金です。収入20万円の場合は4万です。この4万円は自己投資を含める投資のお金にあてるといいでしょう。「英会話スクールに通う」「不動産投資についての本を買う」などそのスキルがいずれあなたの手取り収入を増やしてくれます。
貯金がどの位あれば安心なのか、これは年齢や家族構成によって全く違ってきますから、一概には言えません。貯蓄と投資の比率は、自分のライフスタイルや経済状況に応じて決めるとよいでしょう。
私が考える目安の割合は、貯蓄:投資=7:3。投資資金を増やす場合は、生活に大きな影響を与えないように注意しましょう。

失敗例などを学びリスク管理ができる
不動産投資に成功するには、出来るだけリスクを回避することが大切、そのためには、実際にあった失敗事例を知るのが最適です。不動産投資に関する本やインターネット、不動産投資をしている先輩方から失敗事例を学ぶことで、似た条件を避ける事ができリスク回避に繋がります。
不動産投資で成功率を上げるための成功者の共通ルールとは?

成功者の共通項を知る事やそれを真似して実践する事は、成功への近道になります。
リスクを低減するための具体策を行う
同じ事態が発生しても「リスクとリスクの対処法」を知っている方は、克服して投資を安定させます。一方知らない方はお手上げ状態です。
不動産投資のリスクはいろいろと表現されていますが、 基本的には分類の仕方次第で、 筆者の場合は大きく4つに分けて「4大リスク」としています。
「空室リスク」「金利上昇リスク」「地震・火災リスク」「修繕リスク」です。リスク対策を身に着けているオーナーは安心です。
このような基本的な対処法で、4大リスクを回避、あるいはリスクを最小限にすることができるのです。オーナー自身が起こりうる最悪の事態を理解し、心の余裕をもって対処することで充分に克服する。知識こそ最大のリスクヘッジです。
不動産について継続的に勉強する
物件を焦って選ばない
早く始めたいからと言って、条件を妥協したり、納得していない物件を選んだりしないようにしましょう。物件選びに十分な時間をかけて、納得できる物件で不動産投資を始める事が、成功率を上げるポイントとなります。
物件の現地調査をする
現地視察で確認するポイントは3つです。
①「駅の周り」
物件選定の際に誰もが必ずチェックするのが、「最寄りの駅」です。 その駅は、急行が止まるのか、乗降客数はどのくらいなのか、住みたい街ランキングで何位なのか、需要と供給のバランスはどうなのか、多角的に分析します。
駅の特徴を自分の目で確かめてください。また物件資料には『駅から徒歩○○分』と表示されています。これは宅地建物取引業法で80メートルにつき1分間を要するものとして算出されています。しかし、あくまでも80メートルにつき1分ですので、開かずの踏切や坂道、幹線道路を横断するなどがあれば、物件までかかる時間は表記と異なります。必ず自分の目と足で確認が必要です。
②「物件周辺の環境」
当該物件の周りの環境は、必ず確認してください。同じブロックにどんな建物があるのか、お墓などの嫌悪される施設はないか。たとえば、学校が近くにありいい環境だと思っても意外に学校のチャイムの音がうるさかったというケースもあります。
③「物件」
物件自体は、自分の目で見ればいい物件か悪い物件か、直ぐわかります。 建物管理が行き届いている物件は、ゴミ1つ落ちていません。
その一方、行き届いていない物件は、空室のポストにチラシが溢れていますし、廊下には入居者が勝手に荷物や自転車などを置いています。 ひどい場合には物置を設置している場合すらあります。
「必ず綺麗な物件を買ってください」と強調して言っているのではありません。しかし汚い部分、マイナス部分をちゃんとチェックすることで、マイナス点を武器に価格交渉をすることもできます。物件の視察の際には、マイナス部分があったとしても、それをプラスに変えられるかどうかをチェックして下さい。
現地調査を是非、楽しんでください。物件を見に行くことはまるで「宝探しに行く」ような気分で行くと、どんどん視察に行きたくなることでしょう。

管理委託先は厳選する
どんな業者があなたに向いているかは人それぞれです。 20代の人は自分より年上の担当者がいいかもしれません。また40代の人は自分と同世代の担当者がいいかもしれません。人によってはぐいぐい引っ張ってくれる担当者がいいかもしれないし、逆に押しの強い担当者はダメという人もいるでしょう。
自分と仕事がしやすい業者、担当者を見つけだしてください。
管理委託先「不動産賃貸管理会社」を選ぶポイント
筆者は、物件の管理の得意な業者から物件を買う事をお勧めします。とくに初心者の方は是非不動産管理業者「B社」から物件を買って下さい。
不動産業管理業者「B社」から物件を買う場合、B社はいずれ空室になった時、自らで客付けをすることとなります。であれば客付けに苦しむような物件を売りつけることはないでしょう。
反対に、自分で管理をしない業者「A社」は、売ってしまえばそれまでです。後のことは「知らぬ存ぜぬ」で、美辞麗句を並べ立てて物件を売りつけた後、あなたの前から消えていくことでしょう。
あなたが物件を検討する際は、その不動産業者にこう聞いてください。
「御社は購入後も管理していただけますか?」
「現在御社はどれぐらいの物件を管理されていて入居率はどれぐらいですか?」
「もしこの物件を購入して将来空室となったとしても、客付けに自信ありますか?」
これらの質問に対して自信ある答えを出せる業者から是非物件を購入してください。
中古であったとしても、新築であったとしても、区分であったとしても、一棟ものであったとしても、鉄則は、「物件の管理の得意な業者から物件を買いましょう」これが失敗しない近道です。
シビアなシミュレーションをする
では、なぜ買う物件を間違ってしまうのか。それはシミュレーションを行なっていないからです。
不動産投資を行ううえ「シミュレーション」が必要な理由は、大きく3つのことが挙げられます。
まとめ

成功者の共通ルールを学び、
目的を明確に不動産投資を始めよう!

監修アユカワタカヲ
【資格】宅地建物取引士/AFPファイナンシャルプランナー/J-REC公認 不動産コンサルタントなど
2010年、世田谷区内の中古区分ワンルームマンション購入から不動産投資をスタート。2022年3月現在、区分・一棟・戸建て・日本・海外…と幅広く不動産賃貸業を営む。現在は総合マネープロデューサーとして、人生におけるマネーリテラシーの重要性をメディアやセミナーなどで伝えている。年間のセミナー登壇数は300本を超える。「満室バンザイ」(平成出版)、「不動産はあなたの人生を変えてくれる魔法使い 女性の願いを叶えてくれる最幸マイホーム購入術」(ごきげんビジネス出版)など執筆。
あくまでも目安ですが、私の経験と体感、不動産投資仲間の声を元にした成功率を数字にすると…。
・不動産投資の不労所得で生活できている成功率…10%程度
・毎月のプラスのキャッシュフロー 成功率…20~30%
・税効果や老後の生活資金代わりのため…成功率70%以上