高収益が期待できるビジネスホテル経営
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※ページ下部の「土地活用プラン請求サービスの注意点」をご確認いただいたうえ、ご利用ください。
目次
ビジネスホテルの稼働率は高水準をキープ
ビジネスホテルは、1泊あたりの宿泊費が低価格でありながら質の高いサービスを提供してくれることから、従来の出張時の利用に加え、海外旅行者による利用が増えていることが高稼働率の理由の1つと見ることができます。
ビジネスホテルとは
ホテル内に朝食以外のレストランやバー、フィットネスジム、スパ、エステなどのあるホテルと比べ、ビジネスホテルはそうした施設を配置しない代わりに宿泊費用を比較的安く抑えられています。そのほか、ビジネス利用客に向けてシングルルームがメインであるということも特徴の1つです。
ビジネスホテルに向いている土地
アクセスが良い
上記のような立地にあり、周辺にいつも繁盛しているホテルがあるかどうかなどをチェックするとよいでしょう。
面積が60坪以上ある
収益を考えると少なくとも30室以上、できれば100室程度は備えた方がよいといえます。そのほか、フロントやロビー、廊下などを考慮すると延床面積は100~300坪程度は必要となるでしょう。
ホテルの建築を考えるときに考えなければならないのが容積率です。容積率とは、敷地面積に対して延床面積の割合がどのくらいかを示すもので、上記のように敷地面積60坪の土地に延床面積300坪の建物を建てるのであれば、容積率が500%以上あるエリアでないといけません。
たとえ敷地面積が少なくとも、容積率が確保できるエリアにある土地であれば、ホテルとしての活用を期待できるといえます。
ビジネスホテルに向いている土地かどうか、
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ビジネスホテル開業までの流れと費用
開業までにかかる期間は1年半
また、ホテルの着工から完成までは、ホテルの規模にもよりますが、1年半程度はかかります。2年も経つと経済状況や周辺環境が変わってしまうことも珍しくありません。
契約の段階で、数年先を見据えた投資を考えることが重要だと言えるでしょう。ビジネスホテルを新築する場合の流れは以下のようなものです。
1~2か月 | 業者からの説明~ヒアリング~社内審査~ホテル業者との契約締結 |
---|---|
3~8か月 | ホテルに関する市場調査~プランの提出~工事請負契約締結 |
9~24か月 | ホテル竣工(期間中、開業準備) |
24か月~ | 開業 |
初期費用は億単位
調査費や工事費、建設費などを土地所有者が負担し、土地と建物をホテル業者に貸して開業するというパターンが多く、土地所有者の負担額は数億円以上になるのが一般的です。
収益シミュレーション
年間売上 | 1億8,250万円 |
---|---|
年間経費 | 1億6,330万円 |
年間収益 | 1,920万円 |
ビジネスホテルの経営方式は3つ
一括借り上げ方式 | 直営方式 | コンサルティング方式 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
土地所有者 | ホテル業者 | 土地所有者 | ホテル業者 | 土地所有者 | ホテル業者 | |
土地 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | × |
建物 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | × |
運営 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | △ |
雇用 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | △ |
経営 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | △ |
経営指導 | △ | △ | × | △ | 〇 | △ |
1.一括借り上げ(サブリース)方式
経営や運営、雇用を業者が行うため、土地所有者は土地代と建物代を合わせた賃料を得られるようになります。毎月一定の収入が得られるため、この契約方法で土地活用を始める人が多いです。
2.直営方式
3.経営コンサルティング方式
すでに確立されたブランドを利用することができる点が大きなメリットとなります。一般的に、知名度のあるホテルの方が宿泊先として選ばれやすく、すでに確立されたブランドを利用できる点がメリットになります。
一方、運営を自分で行うのにも関わらずコンサルタント費用を支払う必要があるため、本当に利用する価値があるかどうか、よく見極める必要があるでしょう。
全て自分で経営することは難しい
こうしたことから、本記事では特に一括借り上げ方式でビジネスホテル経営するケースについて取り上げていきます。
より詳しいビジネスホテルの経営方式について、
専門家に質問してみませんか?
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ビジネスホテル経営の特徴
長期的な安定した高収入が得られる
なお、投資額が大きいこともあり、同じ土地であれば、アパートやマンション経営よりも毎月の収入を多くしやすい傾向にあります。
税金対策や相続税対策に期待できる
ビジネスホテル経営の注意点
値下げ交渉されることがある
ビジネスホテルではありませんが、最近では最悪の場合サブリースで得られる賃料が滞納されたあげく、サブリース会社が倒産した事例もありました。
サブリース契約は便利でメリットの多い契約方式ですが、サブリース契約特有の問題や注意点もあるため、よく確認したうえで利用を検討することをおすすめします。サブリースについては以下ページで解説しています。
撤退された場合は建物が転用しにくい
先述の通り、ビジネスホテルを自分で運営するのは非常にハードルが高いです。また、経営がうまくいかず、業者が撤退したようなホテルだと、必ずしもほかのホテルがすぐに興味を示すとは限りません。
その場合、別の業態への転用を検討することになりますが、ビジネスホテル向けに建てられた建物をそのまま他業態に転用するのは難しいでしょう。ビジネスホテル経営は、撤退後、このような問題を抱えるリスクがあることをよく理解したうえで、最初の準備やパートナー選びを慎重に行うことが大切だといえます。
まとめ
高収益が期待できるビジネスホテル経営
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この記事の監修者
逆瀬川 勇造
【資格】AFP/2級FP技能士/宅地建物取引士/相続管理士
明治学院大学 経済学部 国際経営学科にてマーケティングを専攻。大学在学中に2級FP技能士資格を取得。大学卒業後は地元の地方銀行に入行し、窓口業務・渉外業務の経験を経て、2011年9月より父親の経営する住宅会社に入社し、住宅新築や土地仕入れ、造成、不動産売買に携わる。