- 女性目線でプロデュースされた賃貸物件は入居者にも人気があります。
- 不動産賃貸業はライフスタイルに変化がある女性にとっても対応しやすいのが嬉しいところ。
- 信頼できる管理会社や不動産業者を味方につけることが、成功の秘訣です。
目次
今、不動産投資を始める女性が増えています
しかし、女性の就業率は年々上昇傾向にあり、女性の社会進出が進んでいることから、投資の元手を用意することも以前より難しくなくなっています。
また、女性限定の不動産投資セミナーや、不動産投資を行っている女性のブログを見かけることも多くなりました。その様子を見るだけでも、不動産投資や賃貸経営を実際に行っている、または関心を持っている女性が増えていると考えられます。
女性が不動産投資に向いている理由
細かな気配りができる
もちろん、管理会社に管理業務を委託することも可能です。しかし、管理会社に丸投げするだけでなく、経営者である大家さんとして、自発的な気配りが必要であることは言うまでもありません。
女性は管理会社や入居者とのやり取りでも柔和な対応をできる人が多く、円滑に進められる可能性が高いと言えるでしょう。
生活のしやすさを女性目線で考えられる
生活や育児、家事のしやすさのポイントを知っているのは女性が多いと言えます。そこで、女性目線から入居者の立場に立って考えると、住みやすい賃貸物件を提供することができますし、実際に女性がプロデュースする物件は入居者からも人気があります。
生活するうえでどんなことに困ってしまうかを知っている女性だからこそ、入居者に対して「かゆい所に手が届く」対応ができるからかもしれません。
ライフスタイルの変化にも対応できる
その点、賃貸経営は会社勤務と異なり、決まった時間に出勤する必要はありません。そのため、ライフスタイルが変化しても、管理会社と連携を取りながらとくに問題なく収入を得ることができます。会社からの収入とは別に安定した収入源を持っておくことは、自分らしく生きるための自信にもつながります。
女性優遇制度を利用できる
たとえば日本政策金融公庫には、女性の新規事業を支援する融資制度があります。各自治体で女性の起業などを支援する制度を設けている所もありますので、問い合わせてみるとよいでしょう。
不動産投資を始める前に知っておきたい基礎知識
不動産会社の見極めが重要
「女性だから簡単に丸め込める」という態度を取ってきたり、不親切な説明をしたりする不動産会社との取り引きはやめておきましょう。
「不明点についてもていねいにわかりやすく、納得できるまで説明してくれる不動産会社を選ぶ」という強い気持ちが大切です。自分1人では不安という場合は、知人の男性と一緒に不動産会社に出向くのも一案です。
事業計画を綿密に立てる
女性だと、細かい所までこだわりたいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし理想だけでなく、コストバランスにも気を配りましょう。
不動産投資のメリット
つまり、不動産投資は、ミドルリスクミドルリターンの投資といえます。かつ賃貸物件を担保にした融資を受けられるため、レバレッジの効いた大きな投資ができる点も不動産投資の特徴です。
不動産投資のデメリット
ただし、不動産投資のリスクは見通しと対策を立てやすいという特徴があります。このような不動産投資のデメリットを解消するために、空室が発生しても事業を継続できる余裕を持つとともに、計画的なメンテナンスを盛り込んだ長期的な視点で事業計画を作成しておくことが大切です。
管理会社をうまく活用する
不動産投資には信頼できるパートナー選びが重要
不動産会社は1つだけではありません。複数の不動産会社を検討し、自分に合っていて信頼できるパートナーを選びましょう。
まとめ
不動産投資はいろいろ準備することが多く、難しそうだと考える方もいるかもしれませんが、すべて1人で進める必要はありません。
サポートを受けながら、長期的な視点で事業計画を作成し、余裕を持って不動産投資に取り組む意識が大切です。不動産投資により安定した収入を得て、自分らしく生きる自信を持つきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
女性プロデュースの賃貸物件は入居者にも人気!
信頼できるサポーターとともに不動産投資始めてみませんか?
この記事の監修者
キムラ ミキ
AFP/社会福祉士/宅地建物取引士/金融広報アドバイザー
日本社会事業大学 社会福祉学部にて福祉行政を学ぶ。大学在学中にAFP(ファイナンシャルプランナー)、社会福祉士を取得。大学卒業後、アメリカンファミリー保険会社での保険営業を経て、(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わった。その後、2008年8月より独立し、現在、自社の代表を務める。