LED照明
えるいーでぃーしょうめい
LED照明とは、発光ダイオードを利用した省エネ照明です。
LED
照明とは、発光ダイオードを利用した
照明です。LEDとはLight Emitting Diodeの略で、電気を流すと発光する半導体の一種です。
LED
照明は、白熱灯や蛍光灯に比べて、長寿命で発光効率に優れています。寿命は通常のLED
照明で約4万時間と白熱電球の数10倍、蛍光灯の数倍といわれています。また、高効率の省エネ光源としてCO2削減への貢献も期待されています。そのほか、小型で軽量、赤外線・紫外線をほとんど含まないため、
照明によって絵画などが退色しにくい、熱をもちにくい、虫が寄りにくい、震動・衝撃に強い、調光・調色・点滅などが容易、防水構造が容易といった利点があります。
LED電球は価格が高めなのが課題ですが、消費電力が少ないため電気代が節約され、長期的にはコスト削減につながるとあって、普及が進んでいます。
照明
照明とは、日本においては室内全体を照らす直接照明が主流で、「部屋を明るくする」役割とされてきました。また、1室1照明で、おもに蛍光灯など白熱灯が使用されます。しかし、最近では、くつろぎやリラックス、落ち着きなど、室内の雰囲気を演出する上で、生活シーンに合わせた照明器具の使い方が提唱されています。
照明によって室内の雰囲気は大きく違ってきます。活動的な時間とくつろぎの時間、手元がよく見える明かり、温もり感、開放感など、さまざまなシーンに応じて使い分けるには、1室に複数の照明器具を使用するのがポイントとなります。
照明器具の種類には、シーリング(天井に取り付け、部屋全体を均一に照らす)、シャンデリア(天井から下げる装飾性の高い照明。天井直付けタイプもあり。高い天井向き)、ブラケット(壁面や柱に取り付ける補助照明。空間の広がりを演出)、スポットライト(特定の物を照らし、置物などを強調できる)、ペンダント(吊り下げ型照明。下部だけ照らすものと、部屋全体を照らすものがある)、ダウンライト(天井に埋め込まれる照明で、調光機能の付いたものもあり、多彩な使い方が可能)、フットライト(廊下や階段の足元を照らす)、スタンド(床やテーブルに置いて使う照明)などがあります。
それぞれの特徴が分かると、明かりの楽しみ方も広がります。