買取保証システム

かいとりほしょうしすてむ
買取保証システムとは、一定期間内に住宅が売れなかった場合、売主の希望する価格に達しなかった時に仲介業者が買取を行うシステムです。
買取保証システムは、専任媒介契約あるいは専属専任媒介契約を結び、まずは通常通り売り出します。そして、一定期間内に売れなかった時は査定価格の一定割合の金額で買うというものです。
この時、おおよそ査定価格の8割前後が買取相場とされています。もちろん、仲介業者によってその金額は異なりますが、この点は契約書等に記載されています。
買取保証システムのメリットを考えると、売主にとっては住宅を買い替えた時に購入先の住宅が先に決まってしまった場合、特に有効です。つまり、住宅を売却した資金をアテにしている場合、不動産売買では確実に買い手が付くとは限らず、思ったように資金が確保できないことがあります。この時、新規に購入あるいは建築を依頼した住宅について仲介業者や建築会社に対してスムーズに費用を支払うことができるのです。
また、買取保証システムは仲介業者にとってもメリットがあります。依頼主となる売主が安心して仲介を依頼してくれる為、仲介しやすくなることはもちろん、もし売れなかった場合でも立地条件が良い場合など、自社物件として転売できるのです。

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