宅建業免許番号

宅建業免許番号とは、不動産業者が営業を行うにあたり、宅地建物取引業免許を受けて割り振られる番号です。
宅建業免許は、事業所の所在する都道府県知事の免許または、事業所が複数の県にまたがる場合には国土交通大臣免許が必要となります。国土交通省の各地方整備局や都道府県の担当課では、免許番号よって、営業年数・過去の営業実績（免許更新前5年間の取引件数と額）・商号・代表者氏名・役員氏名・事務所所在地・専任の取引主任者・資産状況（資本金・財務状況）などの情報を閲覧できます。
宅建業免許番号は、不動産広告などに表示されています。また、店舗には「宅地建物取引業者票」に免許番号、有効期限、取引主任者の氏名などが記載されています。
免許の更新期限は5年で（1996年までは3年）、更新されるたびに免許番号の（　）内の数字は増えていきます。この番号が大きい数字であれば、長く営業していることがわかります。
なお、不動産業者の従業員は「従業員証明書」を携帯し、取引主任者は重要事項説明の際に「取引主任者証」を提示する義務があります。これらのことを知っていると、信頼できる不動産業者選びの参考になります。