マルチメディアコンセント
まるちめでぃあこんせんと
マルチメディアコンセントとは、電源と通信回線などが組み合わされた多機能コンセントです。
マルチメディアコンセントとは、電源コンセント、テレビ端子、電話回線などを組み合わせた多機能コンセントをいいます。1枚のプレートに、電源コンセント、CS・
CATV用テレビコンセント、アナログ電話用モジュラコンセント・LAN用モジュラコンセントなどが一体化されています。電気と通信や映像をまとめて配線できるので、室内がすっきりします。間取図などには「MMC」と表示されていることもあります。
新築物件ではマルチメディアコンセントの採用が増えているようです。ただし、マルチメディアコンセントの数を増やせばコストもアップします。家電や映像は何をどこに置くか、PCは何台、どこで使用するかを考えて、必要な数を適所に設置するのが理想です。
CATV
CATVは、cable televisionのことで、同軸ケーブルや光ファイバーケーブルを使用するテレビ放送です。従来のテレビのように電波をテレビ受像機が受信するものではないため、BS・CS用のパラボラアンテナやチューナーは不要です。代わりに、受信にはケーブルを接続する必要があります。CATVは有線放送なので、高層ビルの狭間や山間部など難視聴地域でも影響はありません。ただし、CATVの放送エリアは特定地域に限定されます。
テレビのほかには、インターネット継続サービスやケーブルテレビ電話、IP電話などに使用されます。各地にケーブルテレビ局があり、地域に密着した情報を配信しています。