FRP樹脂とは、Fiber Reinforced Plasticsの略で、繊維強化樹脂のことです。軽量で耐久性がよく、
浴槽などの住宅設備や公園の遊具、航空機の機体や自動車の内
外装など、幅広く使われています。
FRP樹脂の種類は、繊維と樹脂の組み合わせによってさまざまな種類がありますが、ガラス繊維とポリエステル樹脂の組み合わせが一般的で、GFRP(Glass Fiber Reinforced Plastics)、ガラス繊維強化プラスチックと呼ばれます。FRPの中では安価で、断熱性や耐水性に優れ、腐食しにくいなどの特徴があり、
浴槽などによく使われています。軽量で強度も高く、多彩なデザインの商品があります。
浴槽
浴槽とは、湯ぶねのことです。
浴槽には高温給湯式と追い焚き式があります。追い焚き機能付きは、お湯が冷めたときに沸かし直しができますが、給湯式のみでは差し湯をするか、お湯を入れ直す必要があります。
浴槽には、木製、ほうろう製、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)、ステンレス製、人工大理石製などがあります。素材により、見た目の美しさ、掃除のしやすさ、傷のつきにくさなど特徴があります。浴槽の形は、肩までつかれる深い浴槽から、足を伸ばして入る浅くて長いタイプ、半身浴用の座席のあるもの、またぎを低くしたバリアフリータイプや、曲線をもつデザインなど、バリエーションは豊富です。また、保温性に優れたものなど、機能や性能も多彩です。
外装
外装とは、建物の屋外部分の装飾や仕上げのことで、外壁や屋根を指します。地域によっては地区協定などで、外装に規制を設けている場合もあります。また、防火地域・準防火地域における規制もあります。
外装は、外から見える建物の姿であり、好みの意匠を表現します。マンションも一戸建て住宅も、多種多彩なデザインやカラーで個性を表現することが可能です。
一方で外装には、建物を守る重要な機能があります。主には、風雨を防ぐ、外部からの火災による延焼を防ぐ、外気温の影響を和らげる、建物の躯体構造を保護して地震でも脱落しない、といった機能が求められます。
外装材の選択には、デザインと機能の両面を考慮することが大切です。また、長期間にわたって建物を保護するには、メンテナンスも重要です。