カウンターキッチン
かうんたーきっちん
カウンターキッチンとは、シンクがリビングに向かって対面式に配置されているキッチンです。
カウンターキッチンとは、
リビング・ダイニングに向かって開口を設けたタイプのキッチンです。対面型キッチンとも呼ばれ、シンクが
リビング側を向いているので、
リビングの様子を見ながら調理ができ、できあがった料理も
開口部から出すことができます。キッチンと
リビングは適度に仕切られているので、対面がいいけれどキッチンの中は見せたくないという人におすすめです。
開口部の上には吊戸棚が、下部にはカウンターが設けられることが多く、収納スペースを作りやすいメリットがあります。また、カウンターの位置を高く立ち上げれば、手元を隠せます。
L字型やII型との組み合わせも可能で、セミオープンな空間となります。
リビング
リビングとは、居間のことです。Living-roomのことで、家族だんらんのスペースになります。
かつての日本家屋では、「茶の間」と呼ばれた空間です。家族が一緒に寛ぎ、コミュニケーションの中心になる場所なので、家づくりや物件購入で重要視されます。
マンションではダイニングと一体となったLDや、キッチン・ダイニング・リビングが一体となったLDKが主流です。コミュニケーション重視かプライバシー重視か、居住空間が縦長か横長かなどでリビングの配置は違ってきます。リビングを通らずに各居室に出入りできるタイプや、あえてリビングインとしてLDから個室に出入りするタイプもあります。また、ゆっくりと眺望を楽しめる工夫なども施されます。
家で過ごす時間を考慮して、ライフスタイルに合ったリビングの広さや形状を決めるといいでしょう。
開口部
開口部とは、建物の壁などに設けられた窓や出入口など屋外や室外に向かって開かれた部分です。リビングや居室の窓、天窓、玄関や室内ドアなどをいいます。
開口部は、採光、換気、通風、眺望、通行などの役割があります。床面積に対して一定以上の開口部がなければ、居室と呼べません。
開口部の位置や広さは、建築物の躯体強度に影響するほか、通風や採光などの居住空間の快適性や断熱性なども左右します。また、リビングに大きな窓を設けて眺望を楽しんだり、隣家との距離や視線を考慮して開口部の位置や高さを工夫するなど、室内からの視界、外部からの視線なども考慮することが大切です。
また、出入口として使用する開口部は、開閉に必要なスペースや開閉時の安全性なども考慮されます。