独立型キッチン
どくりつがたきっちん
独立型キッチンとは、キッチンが部屋として独立しているタイプです。
独立型キッチンとは、キッチンがダイニングや
リビングなどほかの部屋から独立しているタイプです。クローズドキッチンとも呼ばれます。
オープンキッチンがトレンドとなる中でも、独立型の良さを重視する人も多く、本格的な料理を作りたい人に好まれる傾向があります。
独立型キッチンの特徴は、料理のにおいや煙、調理中の音などがキッチンの外に広がらないことや、キッチンの内部が外の部屋から見えないなど、キッチンの独立性が高いことです。焼き物の煙や揚げ物の油煙は、拡散すると壁や天井にも付着し、長時間においが室内にこもることもあります。炎を使った本格中華やカツオのたたきなども手作りしたい人には、調理に集中でき、後片付けもキッチン内で完結する独立型キッチンが使い勝手がいいようです。
独立型キッチンでは、大きな調理器具をしまう場所や、収納スペースに工夫が必要です。手早く片付けられることは、お料理上手の大事な要素です。
リビング
リビングとは、居間のことです。Living-roomのことで、家族だんらんのスペースになります。
かつての日本家屋では、「茶の間」と呼ばれた空間です。家族が一緒に寛ぎ、コミュニケーションの中心になる場所なので、家づくりや物件購入で重要視されます。
マンションではダイニングと一体となったLDや、キッチン・ダイニング・リビングが一体となったLDKが主流です。コミュニケーション重視かプライバシー重視か、居住空間が縦長か横長かなどでリビングの配置は違ってきます。リビングを通らずに各居室に出入りできるタイプや、あえてリビングインとしてLDから個室に出入りするタイプもあります。また、ゆっくりと眺望を楽しめる工夫なども施されます。
家で過ごす時間を考慮して、ライフスタイルに合ったリビングの広さや形状を決めるといいでしょう。
オープンキッチン
オープンキッチンとは、キッチンを壁で仕切らず、ダイニングやリビングとつながりをもたせた空間デザインをいいます。キッチンがオープンスペースとなるので、調理をしながらリビング・ダイニングにいる人と会話ができるなど、コミュニケーションを重視した造りとなっています。また、キッチンへの出入りがしやすく、家族や友人と一緒にクッキングを楽しむのに向いています。
開放感があるため、LDK全体を広く見せます。ただし、キッチンが丸見えで、臭いなども広がりやすくなります。そのため、オープンスタイルのキッチンを採用する場合には、換気や掃除のしやすさ、カウンターを少し立ち上げて手元を隠す、などの配慮も大切です。