サニタリー
さにたりー
サニタリーとは、トイレ、洗面所、浴室などの水回りをいいます。
サニタリーとは、衛生的(Sanitary)という意味で、住居について使われる場合には、トイレ、洗面所、
浴室などの水回りをいいます。身体を衛生的に維持するための設備・スペースであると同時に、リラクゼーションなどの快適さも求められます。設備内に備える小物や消耗品などの衛生商品も、サニタリーと呼びます。
サニタリーは水を使用し、衛生状態を維持するため、水に強い素材や耐久性、掃除のしやすさ、細菌やカビが発生しにくい抗菌性・防カビ性などの性能が求められます。サニタリーは、機能面でもデザイン面でも日進月歩で、多彩な商品からの選択が可能となっています。
浴室
浴室とは風呂場のことです。日本では、浴槽と洗い場があるのが一般的です。
浴室には在来工法とユニットバスがあります。在来工法では広さや素材などを自由に選べる利点がありますが、費用は高めです。最近は工場生産されたユニットバスが主流で、広さやデザイン、品質も豊富です。間取図には数値が表示されていることがありますが、「1618」であれば浴室の内側のサイズが1,600mm×1,800mmとりなります。
浴室を考えるときには、浴槽の広さと体を洗うスペースのバランスが大切です。子どもと一緒に入ったり、介護が必要であれば、洗い場を広めにとるのがいいでしょう。
また、浴室は湿気のこもりやすい場所なので、換気や掃除のしやすさも重要です。一戸建ての場合に、従来は浴室を1階に設けるのが一般的でしたが、最近では2階に設けるケースも増えています。