ゾーニング

ぞーにんぐ
ゾーニングとは、建築やインテリアにおいて、大まかに配置を決めることです。
ゾーニングとは、建築やインテリア計画における設計計画のプロセスの一つです。空間を機能や用途別に分けて、それぞれに必要な広さや位置をゾーンとしてとらえ、相互の関係をみながら空間全体の中での位置関係を決めます。
住宅の設計では、家族みんなが使う「パブリックスペース」と、個室などの「プライベートスペース」に分けて考える方法があります。また、二世帯住宅などでは、親世帯スペースと子世帯スペース、共用スペースに分けて考える方法があります。機能や用途面から全体像をとらえて配置していくことで、暮らしやすい間取りや使い勝手のよい設備を追求するものです。
建物の上下階に渡って垂直に空間配分するものをバーチカルゾーニングといい、水回りの位置や上下階での音の響き方なども配慮されます。水平空間の配分はフロアゾーニングといいます。ゾーニングには家事動線などの暮らしやすさや、住む人のライフスタイルに応じた空間配置が考えられます。
なお、ゾーニングとは、敷地全体の配置を意味する場合や、街づくりにおけるグランドデザインとして使用されることもあります。

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