津波避難ビル

つなみひなんびる
津波避難ビルとは、津波発生が予測されたときに緊急避難する建物です。
津波避難ビルとは、沿岸部で津波発生の可能性があるエリアにおいて、緊急時の避難場所として指定された堅牢なビルのことです。津波避難ビルは、公共の建物と民間の建物があり、民間分譲マンションで津波避難ビルに指定されているものもあります。
津波避難ビルは、新耐震設計基準のRc造またはSRc造の建物で、非常時にはオートロックが解除されるなど逃げ込めるようになっていること、一定以上の避難スペースがあることなどを条件に、指定が進められています。津波避難ビルに指定された建物には、共通のマークが掲示され、自治体の防災ガイドブックやホームージなどで情報が掲示されています。
また、既存の建築物に津波避難ビルの機能を持たせるために、建物の外側を鉄骨構造物で取り囲んで避難場所をつくる技術なども開発されています。
万一に備えて、津波避難ビルがあるのか、位置を把握しておくことは重要です。
なお、津波以外にも、水害などから生命や財産を守ることも重要です。住まいの立地にはどのようなリスクがあるのかを知り、避難ルートをチェックしておきましょう。また、水害などのリスクがあれば、水災(水害)補償のついた火災保険も検討しましょう。

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