塔屋
とうや
塔屋とは、マンションやビルの屋上に突き出した部分です。
塔屋とは、マンションやビルの屋上に見られる、突き出した部分のことです。一般的には階段室やエレベーターの機械室(巻き上げ室)、倉庫、空調・給水設備室、高架水槽などに使用されます。
塔屋は、その建物の
建築面積の8分の1以内であれば、建築物の階数には含まれません。また、居室として使用することはできません。
マンションの大規模修繕工事では、塔屋も修理の対象となります。風雨にさらされ劣化しやすい部分なので、きちんとした補修が必要です。
建築面積
建築面積とは、建物が立っている面積で、外壁または柱の中心線で囲まれた水平投影面積(建物の真上から光を当てたときに影となって映る面積)をいいます。1階部分の床面積と、ほぼ、同じになるケースが多いようです。
建築面積には、地盤面から1m以下にある地階(地下室)は算入されません。軒や庇、バルコニーなどで、外壁の中心線から1m以上突出している部分については、先端から1m後退させた部分までを建築面積に算入します。
なお、オーバーハングなどで1階部分の外壁より2階部分の外壁が突き出している場合には、2階の外壁の中心線で測定します。