ニッチ
にっち
ニッチとは、飾り棚などのために壁をくぼませた、ちょっとしたスペースです。
ニッチとは、隙間のことです。住宅では、花や飾り物を置くために、壁をくぼませた空間をいいます。経済用語として、ニッチビジネス(隙間産業)などと使われることもあります。
ニッチが設けられるのは、玄関や廊下、
リビングなどです。玄関に広めのニッチを設けて花などを活けると、ゴージャスな雰囲気が演出できます。また、廊下や
リビングなどに小さなニッチを組み合わせ、ちょっとした小物を飾るのも、センスの見せどころです。壁の中の空間を利用できるので、飾棚を作るほど広さに余裕がないという場合にも、おしゃれな室内を楽しめます。
リビング
リビングとは、居間のことです。Living-roomのことで、家族だんらんのスペースになります。
かつての日本家屋では、「茶の間」と呼ばれた空間です。家族が一緒に寛ぎ、コミュニケーションの中心になる場所なので、家づくりや物件購入で重要視されます。
マンションではダイニングと一体となったLDや、キッチン・ダイニング・リビングが一体となったLDKが主流です。コミュニケーション重視かプライバシー重視か、居住空間が縦長か横長かなどでリビングの配置は違ってきます。リビングを通らずに各居室に出入りできるタイプや、あえてリビングインとしてLDから個室に出入りするタイプもあります。また、ゆっくりと眺望を楽しめる工夫なども施されます。
家で過ごす時間を考慮して、ライフスタイルに合ったリビングの広さや形状を決めるといいでしょう。