ガーデニング
がーでにんぐ
ガーデニングとは、家庭菜園のことです。
ガーデニングとは、庭や
バルコニーで植物を育てることをいいます。主に家庭菜園として、1990年頃から人気を集めるようになりました。現在では、日常のストレス解消やロハスな生活として、都市生活から
田舎暮らしまで、幅広い層に定着しています。
一戸建ての魅力の一つとして「庭のある暮らし」がいわれていましたが、マンションでも、
バルコニーなどに鉢植えを置いたり、プランターで野菜を育てるなど、ガーデニングの楽しみは広がっています。ガーデニングができることをうたったマンションも登場しています。ただし、マンションでは「直に土を入れてはいけない」など管理上の制限がある場合が少なくありません。ガーデニングを楽しみたい人は、
管理規約などをチェックしましょう。
田舎暮らし
田舎暮らしとは、都会から田舎に移り住むことです。
豊かな自然やのどかな暮らしを求めて、農村漁村地域への移住希望者が増えています。リタイア後に田舎暮らしを希望する団塊世代や、都心に生活基盤を置きながらも週末を田舎で過ごす半移住などです。
このようなトレンドに対して、官民連携しての移住・交流の促進や移住後のサポートなどの取り組みも出ています。「移住・交流促進機構(JOIN)」は自治体と企業が中心となって、移住・交流希望者に情報提供や交流会などを開催し、全国の仕事や空家情報、移住実践者の体験談の掲載なども行っています。
田舎暮らしを求める人が増えることで、移住によって地域の活性化や新たな住宅需要につながることが期待されています。
バルコニー
バルコニーとは、マンションなどの屋外に張り出した床のことです。
室内空間の延長として、掃き出し窓などの先に設けられ、屋根や天井はなく、手すりが付いています。上階のバルコニーが屋根の代わりになります。バルコニーは広さや用途によって、アウトドアリビングとして活用できる「リビングバルコニー」や、コンパクトで室外機置場やゴミ置場などに利用される「サービスバルコニー」などがあります。また、階下の屋根を利用した広い「ルーフバルコニー」もあります。
分譲マンションの場合、バルコニーは共用部分に属します。居住者だけが使用できる専用使用権はありますが、改造したり、物置などの固定物を設置することはできません。バルコニーは消防法で、緊急時の避難通路とされています。そのため、避難時の障害にならないように管理規約等にはバルコニーの使用制限が定められています。
管理規約
管理規約とは、マンションの管理運営について定めた基本的なルールです。区分所有法によって規定された、マンション管理の憲法ともいわれる重要なものです。
管理規約には、建物の用途や区分、専有部分と共用部分の範囲、管理組合の業務内容、管理組合の運営方法、総会の議決権や決議の方法、管理費・修繕積立金の使途などが含まれています。また、ゴミ出しのルールやペットの要件など、細かいルールについては細則で定めます。
管理規約は、国土交通省が「マンション標準管理規約」を定めています。新築マンションでは、通常はデベロッパーなどがあらかじめマンション管理規約を策定していますが、管理組合結成後には規約を変更することも可能です。
管理規約は、マンションの住人が心地よく暮らすためのルールなので、自分たちにとって良い内容になっているか検討することや、必要なルールをお互いに再確認することは重要です。