沿道地区計画

えんどうちくけいかく
沿道地区計画とは、道路交通騒音による被害を防止するための地区計画です。
沿道地区計画とは、都市計画区域内の沿道整備道路(道路交通騒音による障害が著しい幹線道路について、都道府県知事が国土交通大臣の承認を得て指定するもの)に接する区域に対して、騒音障害を防止し、沿道の整備をするために地区計画を定めるものです。
沿道地区計画では、道路に遮音壁を設けたり、植樹帯などの緩衝帯の整備や緑地化、建築物の間口率(沿道整備道路に面する部分での、敷地の長さに対する建物の長さの割合)の制限、建物の高さの最低限度、防音・遮音構造、用途制限などが規制されます。
例えば、環七沿道地区計画では、間口率は10分の7以上、建物の高さは5m以上などが定められています。これは沿道環境の適正化と、背後の住宅地などへの騒音を防止する狙いがあります。

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