プロムナード
ぷろむなーど
プロムナードとは、散歩道のことです。
プロムナードとは、散歩道とか小路をいいます。Promenadeはフランス語が起源で、そぞろ歩きのようなゆったりとしたイメージです。言葉の響きやイメージが良く、ショッピングモールやマンションなどの名称に用いられることもあります。
敷地内に設けられた散策路もプロムナードと呼ばれます。特に大規模なマンションや、都心部での再開発事業でつくられた住宅・オフィス街などでは、高層ビルと共存する植栽豊かなプロムナードが積極的に取り入れられています。オフィス街を流れる小川や、
タワーマンションの
アプローチに施された四季折々の草花、高層ビルが林立する脇をゆっくり散歩できる小路など、多彩なプロムナードがあります。
近年は、都心のビル群にプロムナードなど自然を取り入れた緑化が進み、都心のオアシスが広がりを見せています。
アプローチ
アプローチとは、住宅用語として使われる場合、道路や門など敷地の入口から玄関までをいいます。
敷地の入口から玄関までの通路を意味しますが、カーポートなどの配置も含みます。敷地の規模によってアプローチはコンパクトなものから、大規模なマンションなどでは歩行者用通路・車の出入口など広いスペースをもつものまであります。
アプローチは外観と並ぶ建物の顔であり、アプローチの作り方によって外観イメージも違ってきます。そのため、通路の取り方や植栽などで個性が演出できます。また、段差があればスロープや階段を設けるなど、出入りがスムーズにできるための工夫も施されます。また、防犯面から死角や防犯カメラの設置場所なども検討されます。美観、出入りの快適性、防犯面など、アプローチは重要な役割をもっています。
敷地
敷地とは、建物が立っているか、これから建物を建てる土地のことです。敷地面積は、その土地の面積のことで、水平投影面積をいいます。水平投影面積とは、土地や建物を真上から見たときの面積で、傾斜や凹凸があっても、水平として測定した面積になります。
敷地面積には、登記簿に記載された登記簿面積(地積)と実測面積が異なっている場合があります。そのため、土地の売買契約などにおいては、土地家屋調査士などの専門家による実測をしてからというのが鉄則です。
なお、住宅を建てるために土地を購入するときには、接道条件などによっては、土地面積の一部が敷地面積に算入できないので、注意が必要です。また、敷地面積だけでなく、建物の配置や駐車場のスペースなども考慮しましょう。
タワーマンション
タワーマンションとは、一般的には地上20階以上、60mを超える超高層マンションをいいます。タワー状のもので、空に向かって高くそびえるイメージです。60mを超える超高層建築物は建築基準法に則って、構造安全上の個別審査を受ける必要があります。
タワーマンションの最大の魅力は、高層階から眺める眺望といえます。タワーマンションは都心部に建てられることが多く、遠くには山々の稜線を望み、夜には都心の夜景や周辺の花火などが楽しめる物件も少なくありません。また、概して高額物件が多く、共用施設も充実していることから、低層階や中層階の住戸でも展望の良い共用施設を利用できるものもあります。
タワーマンションでは、地震対策を重視する傾向が強く、建築物の制振・免震構造などに加え、緊急時の自家発電や備蓄などの対策も充実しているものが多いようです。