火災保険
かさいほけん
火災保険とは、火災などの災害に備えるための損害保険です。
火災保険とは、火災などによって建物や建物内の家具が生じた損害を、補償するための保険です。火災以外にも、風水害や落雷による被害、盗難による事故も補償されます。
賃貸住宅の入居や
住宅ローンの借入れに際しては、火災保険の加入が契約条件になっていることも珍しくありません。万一の場合に備えたリスク回避で、仲介会社や融資銀行がパッケージで用意しているのが一般的ですが、他の損保会社で加入することもできます。
火災保険は「建物」「建物の中の家具」など、補償の対象ごとに加入する仕組みになっているため、「建物」だけに保険をかけている場合には家具などは補償されないので注意が必要です。補償される対象や事故の種類は、保険商品によって異なります。そのため、自分にとってどのような火災保険が最適か、保険料、契約期間、補償内容のバランスを考えて加入するのがいいでしょう。
住宅ローン
住宅ローンとは、個人が住宅を購入・建築する資金として利用できる融資のことです。住宅ローンには、「銀行ローン」「フラット35」「財形住宅融資」などがあります。
民間金融機関による融資は、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、ノンバンク、モーゲージバンクなどが取り扱っており、多彩な商品があるので選択肢は豊富です。金利も「変動型」「一定期間固定型」「全期間固定型」から選ぶことができます。「フラット35」は民間金融機関と住宅金融支援機構が提携している長期固定金利型住宅ローンです。また、職場で財形貯蓄を行っている人が受けられる「財形住宅融資」もあります。そのほか、共済組合や生保ローン、JAの組合員向けローンなど、様々なものがあります。売主が提携ローンを用意している場合もあります。
これらのローンの中から、自分が受けられるローンを把握し、無理のない返済計画を立てることが大切でしょう。住宅ローンは必ずしも一つにする必要はなく、変動型の銀行ローンとフラット35を組み合わせたり、夫婦で返済期間の異なるローンを組むことも可能です。たくさんの選択肢があるので、ファィナンシャルプランナーなどに相談しながら、自分たちに合うプランを選択するのが賢明です。