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JR京浜東北線の賃貸相場 お得指数ランキング

  • 公開日:
  • 2016年11月16日
JR京浜東北線の賃貸相場 お得指数ランキング
京浜東北線の賃貸選びで悩んでいる方に読んでほしいお得な駅ランキング。南北にとても長い京浜東北線は北部と南部の2ゾーンに分けて分析しました。北部は大宮から浦和、川口、赤羽、上野を経て東京まで。南部は川崎、横浜、磯子を経て大船までの続く区間について独自調査からお得な駅を解析します。

JR京浜東北線(北部)の上位は、さいたま市内の主要駅である「大宮駅」「与野駅」「浦和駅」

駅前周辺に多くの商業施設や公共施設が集積する「大宮」。湘南新宿ラインも停車するようになり、東口駅前の開発も進む「浦和」。駅前の再開発により生活利便が向上している「与野」。これらのさいたま市内主要駅は平均賃料も都内と比べてリーズナブルです。この3駅に続くのは「北浦和」「南浦和」「蕨」などのやはり埼玉県内の駅です。

北部・賃貸住宅お得指数ランキング(偏差値50以上)
順位駅名指数偏差値
1位大宮駅47.378.5
2位与野駅35.160.0
3位浦和駅33.457.4
4位北浦和駅33.257.1
5位南浦和駅32.5 56.0
6位蕨駅31.955.2
7位赤羽駅30.252.6
8位川口駅30.152.3
9位王子駅29.050.7

お得指数とは?
賃貸お得指数=分譲価格÷(賃料×12か月)
分譲価格 2011年~2013年に分譲された当該駅徒歩20分以内の物件の平均価格
賃料 2013年12月末にスマイティに掲載されていた当該駅賃貸物件の平均賃料

※沿線内で比較しやすいように、各沿線内での偏差値も合わせて計算しました。また、お得指数算出のための賃貸と分譲マンションの価格は同間取りタイプ(基本は2LDKを中心)を集計しております。

JR京浜東北線(北部)の賃貸事情

JR京浜東北線(北部)の賃貸住宅の特徴

供給が多いのは埼玉県の南部「蕨」「西川口」「川口」。平均家賃が高いのは、山手線重複駅を除くと「上中里」

JR京浜東北線(北部)は東京都心と埼玉県の中央部を結ぶ路線ですが、埼玉県内と都内では供給戸数(入居者を募集しているアパートやマンションの数)や平均賃料に違いがみられます。

賃貸住宅の供給が多いのは都内よりも埼玉県内。特に「蕨」「西川口」「川口」の3駅の供給が目立ちます。
この3駅は単身向け1K・1DKだけでなくカップル・ファミリー向け2LDK・3DKの供給も豊富です。
平均賃料が高いのは当然ながら都心のビジネスエリアである「秋葉原」「神田」「東京」。特にカップル・ファミリー向け2LDK・3DKは供給が僅少なため平均20万円を超えています。
山手線と重複する駅を除けば「上中里」。「上中里」は駅の近くから戸建て住宅地が拡がるため、賃貸住宅も少なく、平均賃料も高めになっているようです。


都内と比べて賃料がとてもリーズナブルな埼玉方面エリア大宮~川口

大宮から川口まではいずれも基本は住宅地エリア。1K・1DKの供給がひと駅で3,000戸を超える「蕨」「西川口」はいずれも駅の近くから住宅地が拡がり、比較的駅に近いエリアにも豊富に賃貸住宅があります。

1K・1DKが約2,800戸供給される「川口」は駅周辺が商業エリアとして発展していますが、そのエリア内にタワーマンションもあり、駅近でも賃貸住宅の供給が豊富です。
この3駅は1K・1DKだけでなく、カップル・ファミリー向け2LDK・3DKの供給物件も豊富で、それぞれ1,300戸超の供給があります。

大宮~川口の区間の平均賃料は駅による変動は少なく、東北本線・高崎線が停車する「浦和」でも賃料が大きく変わることはありません。その水準は1K・1DKが5.5~6.2万円、2LDK・3DKが7.6~9.2万円の範囲です。
この区間は都内の賃料に比べて安くなっていますので、どの駅でも割安な印象があります。


単身向け小型間取りに割安感のある城北エリア日暮里~赤羽

赤羽~日暮里は城北エリアの住宅地です。沿線トップの供給である「蕨」「西川口」「川口」程の数ではありませんが、単身向け1K・1DKの供給は比較的多く、「赤羽」ひと駅で2,000戸を超えています。カップル・ファミリー向け2LDK・3DKは埼玉県内の駅に比べるとだいぶ少なくなります。
平均賃料は、「上中里」を除いてほぼ横一線。1K・1DKで7.2~7.9万円、2LDK・3DKで11.8~12.5万円の範囲、埼玉県内に比べて一段高めです。
しかし都心エリアと比べるとまだまだリーズナブル。特にカップル・ファミリー向け2LDK・3DKは供給戸数が少ないですが、都心との価格差が大きく、注目されます。


供給が僅少で賃料も高額、東京都心エリアの鶯谷~東京

鶯谷~東京のほとんどは都心エリアの商業・ビジネス地区。沿線に純粋な住宅地は少なく、賃貸住宅はその商業・ビジネス地区の中に混在しています。供給の多くは単身向け1K・1DKで、2LDK・3DKの供給はあまりありません。大規模な再開発で都市機能がアップした「秋葉原」がこの区間の中では供給が一番多く、1K・1DKは1,200戸超あります。
平均賃料については、単身向け1K・1DKの上野~東京は11万円前後でほぼ一定。供給が少ないカップル・ファミリー向け2LDK・3DKはビジネスエリアの「神田」「東京」では平均20万円を超えます。

注目駅の特徴は?

1. 上野東京ラインでさらに交通利便がよくなる「大宮」

さいたま市の中で最も大きな街である大宮。駅前には大型の商業施設、シティホテルなどが集積しています。元々は門前町・宿場町でしたが、戦後は宅地開発が進み、大きな都市に発展しました。
1Rの平均は5.5万円、1DKは5.8万円、1LDKは6.5万円、2LDKは7.6万円、3LDKは9.2万円。都市機能の高い駅でありながら、埼玉県内の区間でも賃料水準は同じかやや低い程度。
東京からの距離はありますが、上野東京ラインが開通すれば東京駅や新橋駅にも直通で通勤が可能となるため、街の価値はさらに高まると思われます。


2. 駅周辺の開発で見違えるほど都市機能が高まった「川口」

かつて工業地区として知られていた川口。現在は移転した工場の跡が商業施設やマンションとして開発され、住宅エリアとして発展しています。駅前には「そごう」や「キュポ・ラ」、さらに商店街や「アリオ川口」もあり、買物はとても便利です。駅近でもタワーマンションが多数分譲されており、賃貸住宅の供給も活発です。
1Rの平均は5.2万円、1DKは6.2万円、1LDKは7.2万円、2LDKは9.2万円、3LDKは10.8万円。
大宮や浦和に比べてやや高いですが、都内と比べるとまだまだ低い水準です。小型間取りも、大型間取りも狙い易い街と言えます。


3. 城北エリアで一番供給が多く、交通アクセスも良好な「赤羽」

都内で一番北側に位置する「赤羽」。
京浜東北線、東北・高崎線、埼京線、湘南新宿ラインの乗換駅で交通利便が良い街です。東口は大きな商店街、西口には大型スーパーがあり生活利便は整っています。
1Rの平均は6.0万円、1DKは7.2万円、1LDKは8.7万円、2LDKは12.0万円、3LDKは14.5万円。単身向け小型間取りは都内の標準的な水準と言えます。
それでも商店街の充実や交通利便を考えれば、とても割安な水準と言えます。

まとめ JR京浜東北線(北部)で賃貸を選ぶなら
単身向け小型間取りを探す上で、予算に余裕があれば都内の赤羽~日暮里が、大型間取りに比べて割安感があります。予算を低く抑えたいなら、埼玉県内の大宮~川口で、特に都市機能の高い「大宮」「浦和」「川口」がお勧めです。カップル・ファミリー向けの大型間取りであれば、埼玉県内の大宮~川口が割安と考えられます。上位候補は「大宮」「浦和」「川口」でしょうが、もし駅から遠くなるのであれば、「南浦和」「蕨」などの小さな駅の駅近を狙うのも手かもしれません。大型間取りの場合、城北エリアの赤羽~日暮里は割安感があまりありません。

JR京浜東北線(南部)で上位は街の性格が全く異なる3駅、「港南台」「鶴見」「大森」

お得指数の沿線1位は、大規模な郊外住宅地区である「港南台」。賃貸住宅の供給は少ないですが、分譲住宅はそれ以上に供給が少ないために、賃貸住宅の方が割安になっているようです。
2位は横浜市の内でも最も東京駅に近い「鶴見」。この駅は分譲マンションの供給も多いですが、駅近物件は比較的高額なため、賃貸マンションの方が割安になります。
3位は「大森」。西口は高級住宅地「山王」、東口はオフィスやマンションが多い地区になっています。都心エリアに比較的近いなかで、平均賃料は都心エリアの東京~品川と比べてリーズナブルになっています。

南部・賃貸住宅お得指数ランキング(偏差値50以上)
順位駅名指数偏差値
1位港南台駅44.278.0
2位鶴見駅38.468.7
3位大森駅32.459.3
4位大船駅31.557.9
5位大井町駅30.656.4
6位川崎駅30.155.7
7位本郷台駅29.855.1
8位洋光台駅29.454.6
9位桜木町駅29.154.1
10位 磯子駅28.228.2
11位 蒲田駅26.750.3

JR京浜東北線(南部)の賃貸事情

JR京浜東北線(南部)の賃貸住宅の特徴

川崎市の中核駅「川崎」は賃貸住宅供給戸数が飛び抜けています。沿線で平均賃料が高いのは、山手線重複駅を除けば1K・1DKも2LDK・3DKともに「大井町」

京浜東北線は東京都心から川崎、横浜など神奈川方面を結んでいますが、快速に相当する東海道線・横須賀線に対しての実質的に緩行電車となります。
賃貸住宅の供給戸数(入居者を募集しているアパートやマンションの数)が最も多いのは「川崎」。単身向けは1K・1DKはひと駅で3,000戸を超えます。
カップル・ファミリー向け2LDK・3DKの供給も500戸以上もあります。

賃料が高いのは、山手線重複駅を除けば1K・1DKと2LDK・3DKともに都心に最も近い「大井町」で1K・1DKは8.0万円、2LDK・3DKは15.6万円。横浜市内の中心地「関内」も1K・1DKは7.9万円、2LDK・3DKは14.0万円と高めの平均賃料になっています。


山手線と重複する都心エリアの東京~品川は、供給が少なく賃料は高値止まり

東京~品川は都心の商業・ビジネス地区。住宅地は少なく、賃貸住宅はビル立地に混在しています。供給は1,000戸未満の駅がほとんど、多くは単身向け小型間取りです。その中で「品川」の港南や「田町」の芝浦など一部の開発エリアでは供給が活発で、「田町」は1K・1DKが約1,500戸、2LDK・3DKは約500戸を供給しています。
賃料は都心エリアとしては標準的で、東京~品川の区間は1K・1DKは9万円台、2LDK・3DKは21~23万円程度。京浜東北線沿線の中では高い水準でありますが、都心居住の中では狙い目の選択肢と言えるでしょう。


住宅地ながら都心よりも割安な城南エリアの大井町~蒲田

大井町~蒲田は城南の住宅地エリア。駅前に充分な商業エリアがあり、駅近から駅遠まで賃貸住宅は豊富にあります。
「蒲田」と「大森」は1K・1DKはともに2,000戸超、2LDK・3DKは約200戸。この区間の平均賃料は1K・1DKが7~8万円の範囲。2LDK・3DKが12~16万円の範囲。大井町は他の2駅に比べやや高めですが都心エリアから比べると低めで狙い目になります。


小型間取り・大型間取りともに供給が多いビッグターミナルの「川崎」「横浜」

沿線の神奈川県内に注目するとビッグターミナルの「川崎」と「横浜」が供給量で目立ちます。特に「川崎」はひと駅で1K・1DKが約3,600戸、2LDK・3DKで約550戸も供給があります。「川崎」駅北口の「ラゾーナ川崎」が開発されて、賃貸住宅の供給が増加していると推測出来ます。

平均賃料は次に紹介する神奈川県内の他の駅と比べて特に高いということはありません。「川崎」は1K・1DKが7.5万円、2LDK・3DKが10.9万円。
「横浜」は1K・1DKが7.4万円、2LDK・3DKが12.1万円。この2駅は商業などの都市機能が飛び抜けて良いので、予算内であれば狙い目と言えます。


神奈川県内のビックターミナル以外の区間、鶴見~東神奈川と桜木町~大船

ビッグターミナルの2駅を除いた、鶴見~東神奈川と桜木町~大船は概ね住宅地エリア。
供給戸数はひと駅で1K・1DKが約1,000戸未満、2LDK・3DKで約200戸未満の駅がほとんどです。例外は、横浜市中心市街の「関内」、東海道線・横須賀線が使える「大船」です。

この区間の中で、東京から離れた大規模な住宅開発エリアである「洋光台」「港南台」「本郷台」はファミリー向けの比率が高くなります。
平均賃料は1K・1DKは横浜市の中心市街である東神奈川~石川町が7万円台、他は5.3~6.3万円の範囲。2LDK・3DKは東神奈川~山手であれば12.0~14.0万円の範囲、その他は8.0~11.7万円の範囲。横浜市の中心市街は賃料が高くなっています。

横浜市の中心市街に住むことを意識しないのであれば、割高なエリアです。反対に「横浜に住む」ことにこだわる人にとっては代え難い立地ですので、この程度高いだけであればむしろ割安と感じるかもしれません。

注目駅の特徴は?

1. 城南エリアで最も供給が多く、リーズナブルな「蒲田」

大田区南部の中心地である「蒲田」。JR「蒲田」駅は東急多摩川線と接続しています。しかし「京急蒲田」駅はJR駅より東へ700mほど離れた位置にあり、このふたつの蒲田駅の間は商店街になっています。西口にも「東急プラザ」はじめ多くの商業施設があります。
1Rの平均は6.7万円、1DKは7.6万円、1LDKは10.3万円、2LDKは12.6万円、3LDKは15.2万円。都内の単身向け小型間取りとしては標準的な水準。カップル・ファミリー向け大型間取りも「大井町」よりも低い水準です。城南エリアの3駅「大井町」「大森」「蒲田」の3駅から選ぶなら、一番リーズナブルです。


2. 「ラゾーナ川崎」で利便が向上、さらに賃貸供給も増加している「川崎」

多摩川を渡り、神奈川県に入り最初の駅である「川崎」。JRと京急の間には大きな地下街「アゼリア」。その周辺に多くの商業施設があります。北口は従来工業地区でありましたが、複合開発「ラゾーナ川崎」がオープンして新しい街になりました。北口は駅近でも賃貸住宅の供給が近年増加しています。
1Rの平均は5.9万円、1DKは7.5万円、1LDKは8.6万円、2LDKは10.9万円、3LDKは13.8万円。

単身向け小型間取りは「蒲田」とあまり変わらない水準です。
カップル・ファミリー向け大型間取りは「蒲田」と比べて、やや低い水準に抑えられ割安です。都内アドレスにこだわらないのであれば、「川崎」は供給が豊富で選びやすく、割安感のある街です。


3. 都市機能の高いビッグターミナルならではの大量供給である「横浜」

人口370万人の横浜市、その表玄関である「横浜」。多くの路線が乗り入れる首都圏有数のビッグターミナルです。東口、西口ともに、地下街、百貨店、専門店が多数あり、商業はとても充実しています。カップル・ファミリー向け大型間取りも絶対数は多いものの、比率でみると単身向け小型間取りが圧倒的に多くなります。
1Rの平均は6.2万円、1DKは7.4万円、1LDKは9.5万円、2LDKは12.1万円、3LDKは16.6万円。
いずれも都内城南エリアとあまり変わらない水準です。平均賃料は高めですが、この街の都市機能と交通利便を考えれば、「大森」や「蒲田」と同じ賃料で割安感を感じる方も多いでしょう。

まとめ JR京浜東北線(南部)で賃貸を選ぶなら
単身向け小型間取りは、城南エリアの大井町~蒲田が都心エリアに比べて割安でお勧め。予算に余裕がないなら、供給が多く選びやすく、平均賃料も低い「川崎」が狙い目と思われます。カップル・ファミリー向け大型間取りは、供給戸数の多いビッグターミナルの「川崎」「横浜」がお勧めです。予算を抑えるなら「鶴見」「新子安」「東神奈川」などもお得な選択になるでしょう。また、勤め先が横浜市内で通勤時間の条件が折り合えば、リーズナブルな洋光台~大船も選択肢として考えられます。


※データ出展元
■賃貸住宅の駅別・間取り別の供給数及び平均賃料は スマイティ「家賃相場から探す」のページに掲載のデータ2013年12月末時点のものです。

■分譲マンション の平均価格は DGコミュニケーションズマンションデータベース「マスフォーム」により2009年1月~2013年12月に分譲された各駅徒歩20分以内の物件を集計したものです。

※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。