久しぶりに訪れた街で「あれ、いつの間にこれほど変わったの?」と思うことが、皆さんにはありませんか?
首都圏でそのような変化に驚いてしまう街の代表といえば、東急東横線・JR横須賀線・JR南武線が交わる「武蔵小杉」駅でしょう。東横線の横浜行きの電車に乗ると、多摩川を渡る頃から車窓の左手奥には超高層ビルが立ち並んでいる様子が見えてきます。駅に到着すると、駅舎自体も綺麗な建物になっていますし、駅前広場に出ると商業施設やタワーマンションが取り囲んでいます。「東急とJRの乗り換え通路があるだけで、駅前には何もなかったはずだったのに・・・」。あなたは記憶と現実のギャップにびっくりするかもしれません。
「住みやすい街」などのアンケート調査で、ここ数年は武蔵小杉はトップ10に入る勢いです。この10年間で大きく街は変わりましたが、しかもこれで終わりではないのです。
今回は武蔵小杉のこれまでの開発、そしてこれから開発が始まる北口エリアについてもご紹介します。

武蔵小杉のタワー群

武蔵小杉のタワー群

武蔵小杉の生い立ち
工場都市の駅としてスタートし、工場の閉鎖とともに住宅都市へ変貌

「武蔵小杉」駅がいつ出来たのかという話を説明します。

現在の「武蔵小杉」駅付近を東京横浜電鉄(現:東急東横線)が通ったのは大正15年(1926年)、南武鉄道線(現:JR南武線)が通ったのは昭和2年(1927年)です。しかし両線とも現在の「武蔵小杉」駅付近に駅は開設されませんでした。南武鉄道線は、半年遅れで向河原駅-武蔵中原駅間に「グラウンド前停留場」と「武蔵小杉停留場」が開業しています。現在の「武蔵小杉」駅の位置にあったのがグラウンド前停留場です。武蔵小杉停留場はそこから400mほど西側の府中街道との交差地点にありました。
昭和4年(1929年)には 国鉄東海道本線の貨物支線として、品川駅-新鶴見操車場-鶴見間も開業しますが武蔵小杉付近には駅はありませんでした。 東急では昭和14年(1939年)に「工業都市駅」が開業します。場所は現在の駅よりも南側で府中街道との交点付近にありました。昭和19年(1944年)に南武鉄道線が戦時買収されて国有鉄道南武線となり、グラウンド前停留場が駅に昇格します。
この時にグランド前停留場は「武蔵小杉」駅に改称され、武蔵小杉停留場は廃止になりました。昭和20年(1945年) 東急の「武蔵小杉」駅が現在の場所で開業します。東横線の「武蔵小杉」駅と工業都市駅は200mしか離れていないため昭和28年(1953年)に工業都市駅は「武蔵小杉」駅と統合されます。現在の「武蔵小杉」駅の位置関係はこの時に確定しました。

次に変化があったのは50年ぐらい後です。
平成20年(2008年)東急目黒線が日吉駅まで延長され実質複々線になります。そしてそれまで、線路はあったのに駅はなかったJR横須賀線に平成22年(2010年)駅が開業します。これで東京駅に直接接続されることになりました。

「工場都市駅」という駅名があったことでもわかるように、「武蔵小杉」駅の周辺エリアは戦前より工業地域として開発が進みました。昭和30年代には南武線と府中街道に挟まれた街区はほとんどが工場になっています。これは武蔵小杉だけではなく、川崎から府中、そして立川を結ぶJR南武線沿線は電機産業の生産拠点として日本の高度成長期や「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代を支えて来た工業エリアだったのです。ですから現在でもJR南武線沿線には東芝、NEC、キヤノン、富士通など大手電機・情報通信関係企業の本社や開発拠点が点在しているのです。東急東横線は自由が丘や田園調布などの高級住宅地のイメージが強い沿線であるにもかかわらず、「武蔵小杉」駅だけはJR南武線の工業エリアのイメージがより色濃くありました。

その武蔵小杉の風景が変化したのは平成20年ごろです。その数年前から工場の移転・閉鎖が相次ぎ、その工場跡地に建設されたのはタワーマンションでした。この時に連動して川崎市や鉄道会社も、駅前広場の整備、綱島街道の拡張など都市開発のプランを公開しました。行政が民間の開発を誘導することで、工業都市からマンション住宅街への変化が促進されたのです。そして、マンションを購入し、新しい武蔵小杉の住民となったのは東急東横線の沿線住民もそうですが、JR南武線沿線の企業のオフィスや研究施設に勤める「メタルカラー」も多くを占めていました。

武蔵小杉エリア全域図

武蔵小杉エリア全域図

武蔵小杉の風景を変えた、11棟の大型マンション

ここでこの10年間で武蔵小杉のスカイラインを大きく変えた11棟のタワーマンション、高層マンションをご紹介しましょう。

中丸子地区地区計画 B地区
武蔵小杉初のタワーマンション ザ・コスギタワー

武蔵小杉で最初に分譲されたタワーマンションです。ここから新しい武蔵小杉の歴史が始まったと言えます。当時の不動産業界では大きなニュースでした。広告キャラクターに中山美穂さんが起用されていたので憶えている方もいるかもしれません。

施行者 伊藤忠都市開発、東京建物、ジョイント・コーポレーション
総戸数 689戸
階数 地上49階地下2階
竣工 平成20年6月

武蔵小杉初のタワーマンション「ザ・コスギタワー」

武蔵小杉初のタワーマンション「ザ・コスギタワー」

小杉駅東部地区地区計画 A地区
レジデンス・ザ・武蔵小杉

このマンションの販売時点ではなかったJR横須賀線(新南改札)が完成し、その駅前立地です。

施行者 リクルートコスモス、明豊エンタープライズ
総戸数 389戸
階数 地上24階地下1階
竣工 平成19年9月

JR新南口広場に隣接する「レジデンス・ザ・武蔵小杉」

JR新南口広場に隣接する「レジデンス・ザ・武蔵小杉」

小杉駅南部地区地区計画 D地区
発売当時首都圏最高階数 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

東京三菱銀行のグラウンドがあった街区です。販売時は「ミッドスカイタワー」と「フォレストタワー」同一物件として販売しましたが、現在は管理等を別に運営しています。後に分譲される「ザ グランドウイングタワー」に続くシリーズです。
販売当時は首都圏でもっとも階数の高いマンションでした。

施行者 三井不動産、三井都市開発、新日石不動産
総戸数 797戸
階数 地上59階地下3階
竣工 平成21年4月

小杉駅南部地区地区計画 E地区
パークシティ武蔵小杉フォレストタワー

施行者 三井不動産、三井都市開発、新日石不動産
総戸数 643戸
階数 地上47階地下3階
竣工 平成20年10月

武蔵小杉最大規模のマンションシリーズ「パークシティ武蔵小杉」
右からミッドスカイタワー、フォレストタワー、1棟はさみザ グランドウイングタワー

武蔵小杉最大規模のマンションシリーズ「パークシティ武蔵小杉」右からミッドスカイタワー、フォレストタワー、1棟はさみザ グランドウイングタワー

中丸子地区地区計画B地区
ちょっと変わった経緯のリエトコート武蔵小杉 ザ・クラッシィタワーと
リエトコート武蔵小杉 イーストタワー

不二サッシの工場跡地に建設された2棟構成のマンションです。「リエトコート武蔵小杉」は当初事投資ファンド「ダヴィンチ・アドバイザーズ」によって事業運営される賃貸マンションとして運営される予定でしたが、デベロッパーに売却され分譲されることになりました。
「ウエストタワー」は平成20年(2008年)に住友商事、三井不動産レジデンシャルに売却され「ザ・クラッシィタワー」と名を改めて分譲されました。

施行者 住友商事、三井不動産レジデンシャル
総戸数 542戸
階数 地上45階地下2階
竣工 平成20年2月

もうひとつのタワー「イーストタワー」が住友不動産に売却されたのは平成22年(2010年)。既に完成して2年経過しており、賃貸物件として入居者も多くいました。そこで買収した住友不動産は未入居住戸を「再生中古マンション」として販売しています。

施行者 住友不動産
総戸数 542戸
階数 地上45階地下1階
竣工 平成20年2月

リエトコート武蔵小杉 「イーストタワー」(左)と「ザ・クラッシィタワー」(右)

リエトコート武蔵小杉 「イーストタワー」(左)と「ザ・クラッシィタワー」(右)

新丸子東3丁目地区土地区画整理事業 B地区
ブリリア武蔵小杉

他の物件と比べると規模が小さいですが、駅にも近く、タワー群をリビングから見渡せる良い位置関係にあります。

施行者 東京建物、伊藤忠都市開発、東京機械製作所
総戸数 130戸
階数 地上20階
竣工 平成23年8月

駅にも商業施設にも近い「ブリリア武蔵小杉」

駅にも商業施設にも近い「ブリリア武蔵小杉」

「武蔵小杉」駅南口地区西街区再開発 A地区
駅直結 エクラスタワー武蔵小杉

東急スクエアと一体で東急「武蔵小杉」駅と直結した複合再開発です。

施行者 東京急行電鉄、東急不動産、丸紅、東電不動産
総戸数 326戸
階数 地上39階地下2階
竣工 平成25年3月

駅に直結する「エクラスタワー武蔵小杉」と東急スクエア

駅に直結する「エクラスタワー武蔵小杉」と東急スクエア

「武蔵小杉」駅南口地区東街区
パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー

「パークシティ」の第3弾にあたるマンションです。

施行者 三井不動産レジデンシャル、三井都市開発
総戸数 506戸
階数 地上38階地下3階
竣工 平成26年3月

「パークシティ武蔵小杉」シリーズ3棟目にあたる「ザ グランドウイングタワー」

「パークシティ武蔵小杉」シリーズ3棟目にあたる「ザ グランドウイングタワー」

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業
プラウドタワー武蔵小杉

これまでの開発エリアからはやや離れた中原区役所そばの街区に建設されたタワーマンションです。

施行者 野村不動産、相鉄不動産
総戸数 450戸
階数 地上45階1階
竣工 平成27年1月

従来の開発エリアよりやや西側街区に建設中の「プラウドタワー武蔵小杉」

従来の開発エリアよりやや西側街区に建設中の「プラウドタワー武蔵小杉」

新丸子東3丁目南部地区地区計画
大規模商業と一緒に開発 シティタワー武蔵小杉

東京機械製作所玉川製造所の跡地で、後で説明する大規模商業施設「グランスリー武蔵小杉」と平行して建設されているマンションです。

施行者 住友不動産
総戸数 800戸
階数 地上53階地下3階
竣工 平成28年1月

大型商業施設に隣接して建設中の「シティタワー武蔵小杉」

大型商業施設に隣接して建設中の「シティタワー武蔵小杉」

今回はタワーマンションだけの紹介でしたが、この他にも20階未満のマンションも多数分譲されました。
武蔵小杉には10年間で約6000戸のマンションが販売され、既に1万5000人ほど人口が増えています。工事中のマンションが完成すればさらに人口は増えます。これだけたくさんの人が増えれば、当然街も活性化します。

数々の商業施設がオープンして街の魅力がアップ。
そして本命の大型商業施設もオープンが迫る!

武蔵小杉は東急線とJR線の乗換駅で乗降客数も多い駅にもかかわらず、駅周辺にある商業施設は駅舎に併設された東急ストアと徒歩数分のイトーヨーカドーがある程度。商店街も人通りは多いけれど、特に賑やかという感じでもありませんでした。そのためマンションが完成し住民が増加すると商業施設の不足が目立つようになりました。
しかし平成25年(2013年)頃から多くの商業施設がオープンし、武蔵小杉の魅力をアップさせています。

地域の子育て支援も意識した「東急スクエア」

平成25年(2013年)3月にオープンしたのは「武蔵小杉東急スクエア」。
1階の出入り口の他に、2階のJR連絡通路に繋がる出入り口、さらに東急線のホームから直行する4階に接続する新改札も新設され、動線が確保されています。
1階と2階は日常のお総菜から輸入高級食材まで、デパ地下に匹敵する食品フロアです。2階から3階はカジュアルな衣料、生活雑貨を中心としたフロアです。4階のレストランフロアは12店舗もあって充実しています。さらに5階6階には市立図書館や塾・学童保育など、地域の子育て支援施設が設置されました。
鉄道グループらしい地域に必要なものを意識した開発になっています。

【商業施設】ホームと直結する「東急スクエア武蔵小杉」

【商業施設】ホームと直結する「東急スクエア武蔵小杉」

ららぽーとをコンパクトにしたような「ららテラス」

東急の「武蔵小杉」駅に隣接し、東口広場に面した立地にあるのは三井不動産の開発した「ららテラス」。
名前の通り、三井の大型ショッピングモール「ららぽーと」をコンパクトにしたような商業施設になっています。テナントにはフランスの高級コスメ「ロクシタン」など、ゆとりのある生活を演出する商品やブランドを意識的に取り入れているようです。
改札に繋がる1階は「小杉マルシェ」と呼ばれる専門性の高い食品街。隣の駅舎や東急スクエアと接続する4階にはフィットネス・料理教室など生活を充実させる店舗や三井不動産グループのワンストップ型店舗「すまいのモール」を出店させるなど意欲的な店舗構成です。

【商業施設】ららぽーととソックリな「ららテラス」

【商業施設】ららぽーととソックリな「ららテラス」

連絡通路を使って2つの商業施設は自由に行き来が出来る上に、東急線駅JR南武線駅とも連絡しており、仕事帰りに買い物をする共働き世帯にはとても便利です。
また川崎や渋谷にしかなかった定番ブランド店舗も多く、これで武蔵小杉のショッピング水準も一気に高くなりました。ラゾーナ川崎やタマタカ(玉川高島屋ショッピングセンター)に行く回数が減ったという奥様も多いのではないでしょうか。

セブン&アイグループの次世代大型店「グランツリー武蔵小杉」

住宅開発だけでなく、商業開発でも勢いのある武蔵小杉ですが、平成26年(2014年)秋には、武蔵小杉の優位を決定づけるような大型商業施設がオープンします。 当初は「イトーヨーカドー武蔵小杉店」という仮称で情報が開示されたため、既存のイトーヨーカドーの建て替えの延長で、グループの郊外型大型商業施設の定番「アリオ」が建設されると思われていました。しかしセブン&アイグループは新世代の事業展開を託して、新ブランドをこの店舗に与えています。

正式名称 GRAND TREE MUSASHIKOSUGI
通称 グランツリー武蔵小杉
事業者 株式会社イトーヨーカ堂
株式会社モール・エスシー開発(セブン アイHD傘下のグループ企業)
敷地面積 約 24,900m2
店舗面積 約 37,000m2
建物構造 店舗:1F~4F、地下 1~2 階:駐車場・駐輪場、屋上:屋上公園
専門店数 約 150 店舗
竣工 平成28年1月

現在まで出店が明らかになっているのは「イトーヨーカドー」「そごう・西武」「ロフト」「アカチャンホンポ」「フランフラン」「セブン保険ショップ」。
買い物の合間にくつろげる屋上公園や店舗内通路のベンチ設置などレストスペースを増しています。また“ママ目線”の使いやすさ、心地よさを追求し、「ベビールーム」(授乳室や育児相談所等)も地域一番の数と質を誇るものを設置される予定です。

【商業施設】この秋のオープンへ向けて建設中の「グランツリー武蔵小杉」

【商業施設】この秋のオープンへ向けて建設中の「グランツリー武蔵小杉」

セブン&アイグループではリアル店舗とネット販売を融合した「オムニチャネル」戦略を推進しています。
具体的に説明すると、自宅のPCやモバイル端末でwebサイトから注文した商品をリアル店舗で受け取ったり、反対にリアル店舗で実際の商品を見ながらモバイル端末で発注できたりする新しい販売方法を指します。グランツリー武蔵小杉では、現在実現出来ているそのようなシステムだけでなく、さらに深い消費者とのコミュニケーションを目指しているようです。
その新時代の実験店が何故、武蔵小杉に出来るのか?といえば、人口急増エリアであるため比較的所得の高い30代ファミリーが多く、さらに最初に説明した通りで情報通信・IT系企業が多い沿線であるという背景も考慮されたのではないでしょうか。

そして武蔵小杉の開発は次のステップへ
北口エリアで計画中の2つの大規模再開発

10年間の開発と街の変化を振り返ってきましたが、武蔵小杉の開発はこれで終わりなのでしょうか?
確かにJR南武線と府中街道の間にあった工場跡地は概ね開発が収束しています。南武線の南側は大きく街のカタチが変わりましたが、そのため周辺の古い街区とのギャップも目立つようになっています。
そうすると商業地ではあるけれども集積が弱かった東横線の西側エリア、住宅地ながら、学校や社宅など大きな敷地がある南武線の北側エリアが今度の開発の中心になるでしょう。具体的な計画が明らかになっているのはJR「武蔵小杉」駅の北側で、ひとつは旧日本石油の社宅跡地、そしてもうひとつは日本医科大学のキャンパス整備に伴う開発です。

新しい開発が始まる「武蔵小杉」駅北口エリア

新しい開発が始まる「武蔵小杉」駅北口エリア

大西学園建て替え工事
(仮称)武蔵小杉二丁目開発計画

元は日本石油(現在のJX日鉱日石)の社宅があった街区のツインタワーのマンション計画です。54階建て2棟1300戸弱の計画はパークシティ武蔵小杉に次ぐ大きな規模の計画です。 お知らせ看板では8月着工と掲示されていますが、工事が始まっているのは現在のところ隣接する大西学園の建て替え工事のみです。

施行者 三井不動産レジデンシャル・JX日鉱日石不動産
開発規模 約20,227.79m2
A地区 B地区
敷地面積 840.00m2 8650.00m2
建物面積 5,550.00m2 8650.00m2
延べ床面積 69,130.00m2 70,170.00m2
階数 地上54地下1階 地上54階地下1階
640戸 640戸
用途 店舗、事務所、集会室、保育所、共同住宅
着工予定 平成26年8月1日
完了予定 平成29年7月末日

日石社宅跡地のツインタワー計画「(仮称)武蔵小杉二丁目開発計画」

日石社宅跡地のツインタワー計画「(仮称)武蔵小杉二丁目開発計画」

この計画と連動して、JR駅前にあったホテル・ザ・エルシィ跡地でも、同じく三井不動産レジデンシャルが参加した計画がありますが、具体的な内容は不明です。

(仮称)日本医科大学武蔵小杉開発計画

小杉二丁目開発地区の直ぐ北側にある日本医科大学のキャンパスを再編してマンション建設を行う計画も発表されています。現在の日本医大武蔵小杉病医院の場所に、三菱地所レジデンス・大成建設が50階程度(高さ180m)2棟構成のタワーマンションを建設することになります。 スケジュール通り進行すれば、2018年に日本医科大学病院の建て替えが完了して、2022年頃にツインタワーと付随する商業施設が完成する予定です。

A街区 日本医科大学新丸子キャンパス跡地 敷地面積
約1.3ha
川崎市に土地を貸与、小学校と約1,000m2の広場(公園)を整備する予定です。
B街区 日本医科大学新丸子グラウンド跡地 敷地面積
約1.4he
日本医科大学病院と日本医科大学看護学部を建設します。
C街区 現・日本医科大学武蔵小杉病院
敷地面積
約2.1he
高さ180m2棟のタワーマンションと商業施設・利便施設を建設します。具体的内容については検討中です。
スケジュール
  • 平成26年~27年(2014年~2015年):環境アセスメント手続き
  • 平成27年(2015年):都市計画決定
  • 平成28年(2016年):B街区(日本医科大学病院)着工
  • 平成30年(2018年):B街区(日本医科大学病院)完成
  • 平成31年(2019年):C街区(ツインタワー)着工
  • 平成34年(2022年):C街区(ツインタワー)完成

新世代のセレブタウンの誕生
買物天国の武蔵小杉は「ニコタマ」を超えるか?

従来、武蔵小杉に住んでいると買い物をするのは渋谷か川崎、クルマで出かけられるなら二子玉川やIKEAという時代が続いていました。しかし、気がつけば駅から歩ける範囲に大型商業施設が3つも出来ました。定番のファストファッションから百貨店に展開する高級ブランドまで、とても奥の深い構成になっています。子育て世代のファミリーにとっては「買物天国」と呼べる充実ぶりです。

かつて1970年代に日本で初めて郊外型のショッピングセンターが出来たのは二子玉川の玉川高島屋ショッピングセンターでした。今のイメージとはだいぶズレがありますが、当時の二子玉川は街外れには農地も残る郊外であり、人気住宅地というわけでもなかったのです。
しかし一般の家庭にも自動車が普及していった時代です。自動車が人の流れを変え、街の姿を変化させました。人々の規範となる生活スタイルと価値観も大きく変わっていくのです。その時代に玉川高島屋と二子玉川は共に発展しました。「ニコタマブーム」が起きたのは1990年代、二子玉川は今では「セレブタウン」と呼ばれるような存在になりました。

その流れを思い浮かべると、新しく武蔵小杉に出来る商業施設がITを組み入れた「オムニチャンル」を目指しているというのは偶然にも思えなくなります。20世紀が自動車の世紀であったように、21世紀はITの世紀になるとすれば、その時代の象徴となる店舗になるのかもしれません。
ただの田舎であった二子玉川が商業施設の発展と連動して「セレブタウン」に成長したように、武蔵小杉の商業施設とそこに集まる買い物客が武蔵小杉を21世紀のセレブタウンに押し上げるというのは、決して夢物語ではありません。

もし機会があるのでしたら、今の武蔵小杉の街をぶらっと一周してみて下さい。整備された街路を行き交うビジネスマン、商業施設で買い物をする若い子供連れの奥様、公園で談笑しているシニアなど、街角で観察していると街や時代が変わっていく同時代の空気が感じられるはずです。
もし、あなたがまだこの新しい武蔵小杉の街を体験していないとすれば、この機会に是非体験してみてください。きっと、あなたの住む街選びの選択肢の一つに入ると思います。

スマイティでは、街並の様子や子育て環境、ショッピング、グルメまで、武蔵小杉の住み心地のポイントや楽しいこと色々を「武蔵小杉駅 街レポート」で紹介しています。是非ご覧下さい。

武蔵小杉駅 街レポートはこちら

kakaku.com不動産住宅情報サイト スマイティはカカクコムグループです。

不動産を探すなら、不動産住宅情報サイトのスマイティ!
全国にある賃貸物件、新築マンション、新築一戸建て、中古マンション、中古一戸建てを多数掲載。不動産の売却査定や引越しの見積もりまであなたの住まい探しをフルサポートします。