カーボン・オフセット

かーぼんおふせっと
カーボン・オフセットとは、CO2削減努力を市民や企業が実施するためのシステムです。
カーボン・オフセットとは、CO2を削減するために、企業や市民、自治体、政府などが自ら努力するとともに、削減が困難な部分の排出量については、その排出量に見合う分を他の排出削減活動に投資して、埋め合わせ(オフセット)するものです。
住宅産業においても、さまざまなカーボン・オフセット活動が登場しています。例えば、太陽光発電システム搭載の住宅購入者に対して、その住宅が1年間に排出する量に相当する1tのCO2をカーボン・オフセットした住宅メーカーがあります。このメーカーでは、高気密・高断熱に太陽光発電を組み合わせてCO2削減効果を高めるとともに、カーボン・オフセットによる環境対策も実施しています。また、他の住宅メーカーでは、太陽光発電を設置した住宅の購入者を対象に「ECOになる家の会」をつくり、太陽光発電によるCO2削減量をまとめてクレジット申請し、発行された国内クレジットを同社が買い取り、会のクレジット売却益は植林や南極保護などの環境活動に寄付されています。
このほかにも、特徴ある取り組みがみられ、住宅メーカーと購入者の双方で環境への貢献を認識する機会となっています。

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