幅木

はばぎ
幅木とは、壁の最下部と床に接する部分につけられた横木のことです。
幅木とは、壁の最下部で床と接する部分に、細長い横木を取りつけたものです。幅は数cmから10cm程度のものが一般的です。
幅木の役割は、履物や掃除機などが当たって傷ついたり汚れたりするのを防ぐことです。壁に代わって衝撃などから守るので、幅木にはある程度の強度や弾力性のある建材を使用します。また、壁と床の接合部分をぐるりと覆うことで、仕上げ面を隠し、見た目をきれいにする意味もあります。
幅木に用いる材質は、床材や壁とのバランスによって決められます。フローリングの床では床材と同じものを使うことが多いようです。石張りの床では石材を、タイル張りの床にはタイルを使用することが多く、オフィスビルやデパートなどでは塩ビシートがよく使われます。
なお、和室でと壁の接する部分につけたものは「寄せ」、板の間と壁の接する部分につけたものは「ぞうきん摺り」と呼ばれます。

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